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J-GLOBAL ID：201202248629250513   整理番号：12A0736277

エピジェネティックタンパク質ファミリー:創薬の新しい領域

Epigenetic protein families: a new frontier for drug discovery

著者 (6件)： ARROWSMITH Cheryl H. (Univ. Toronto, Ontario, CAN) ,  BOUNTRA Chas (Univ. Oxford, Oxford, GBR) ,  FISH Paul V. (Pfizer, Kent, GBR) ,  LEE Kevin (GlaxoSmithKline, Stevenage, GBR) ,  LEE Kevin (Pfizer Biotherapeutics, Massachusetts, USA) ,  SCHAPIRA Matthieu (Univ. Toronto, Ontario, CAN)
資料名： Nature Reviews. Drug Discovery  (Nature Reviews. Drug Discovery)
巻： 11  号： 5  ページ： 384-400  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： W1376A  ISSN： 1474-1776  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 遺伝子発現のエピジェネティックな調節は,細胞の正常な表現型を規定するだけでなく,ヒトの疾患にも関与するダイナミックで可逆的なプロセスである。分子レベルでは,エピジェネティックな調節には,DNAの階層的な共有結合性の修飾やヒストンのようなDNAを折りたたむタンパク質が含まれる。本稿では,ヒストンをアセチル化もしくはメチル化することでエピジェネティックなシグナル伝達を介在する主なタンパク質ファミリー:ヒストン脱アセチル化酵素,タンパク質メチル基転移酵素,リジン脱メチル化酵素,ブロモドメインを含むタンパク質,メチル化ヒストンに結合するタンパク質,などについて概観する。これらのタンパク質ファミリーは,医薬品となりうる酵素群,医薬品になりうるタンパク質間相互作用のドメイン群として注目されている。本稿ではさらに,疾患との関連性,作用の分子機序,各種タンパク質の薬理学的修飾する最新の開発状況についても述べる。Copyright Nature Publishing Group 2012

シソーラス用語： *遺伝学 ,  *製品開発 ,  遺伝子発現 ,  表現型 ,  共有結合 ,  *化学修飾 ,  ヒストン ,  アセチル化 ,  メチル化 ,  細胞情報伝達 ,  ヒストンデアセチラーゼ ,  N-メチルアミノ酸オキシダーゼ ,  メチルトランスフェラーゼ ,  分子間相互作用 ,  機構 ,  *タンパク質製剤
準シソーラス用語： *エピジェネティック ,  *創薬 ,  遺伝子発現調節 ,  ヒストンアセチル化 ,  ヒストンメチル化 ,  ヒストン脱メチル化酵素 ,  蛋白質間相互作用 ,  分子機序 ,  *医薬品開発

分類 (3件)： 研究開発  (GU01040N) ,  その他の薬物の基礎研究  (GW23010K) ,  生物学的機能  (EB03040U)

タイトルに関連する用語 (3件)： エピジェネティック ,  タンパク質ファミリー ,  創薬