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J-GLOBAL ID：201202248649510554   整理番号：12A0705538

Agrobacteriumによって移動されるDNAに由来するナノ複合体を用いたトリティカーレ植物へのトランスジーン導入の新たな方法

A Novel Method of Transgene Delivery into Triticale Plants Using the Agrobacterium Transferred DNA-Derived Nano-Complex

著者 (6件)： ZIEMIENOWICZ Alicja (Univ. Lethbridge, Alberta, CAN) ,  SHIM Youn-Seb (Lethbridge Res. Centre, Agriculture and Agri-Food Canada, Alberta, CAN) ,  SHIM Youn-Seb (Nunhems USA Inc., CA) ,  MATSUOKA Aki (Univ. Lethbridge, Alberta, CAN) ,  EUDES Francois (Lethbridge Res. Centre, Agriculture and Agri-Food Canada, Alberta, CAN) ,  KOVALCHUK Igor (Univ. Lethbridge, Alberta, CAN)
資料名： Plant Physiology  (Plant Physiology)
巻： 158  号： 4  ページ： 1503-1513  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： C0606A  ISSN： 0032-0889  CODEN： PLPHA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 細胞生理学や遺伝子機能の解析において遺伝子導入法は広く応用されているが,単子葉植物の形質転換には困難な問題が残っている。単子葉植物へのトランスジーン導入法を開発した。この方法は,Tat₂細胞貫通ペプチドの助けを借りて,トリティカーレの小胞子に導入されるtDNA,毒性蛋白質D2および組換蛋白質Aから成るin vitroで調製したナノ複合体の利用に依存している。この方法は単一のトランスジーンコピーの組込を可能にし,導入DNAの分解を妨止するので,トリティカーレ植物のゲノムへのトランスジーンのインタクトなコピーの組込をもたらし,全tDNA/蛋白質複合体の導入された小胞子から再生したすべての形質転換植物におけるトランスジーン発現をもたらした。この方法は現在単子葉植物に用いられているパーティクルガン法と容易に置き換わりうる。

シソーラス用語： *トリティカーレ ,  *遺伝子導入 ,  *ナノ複合材料 ,  ペプチド ,  トランスジェニック植物 ,  TATペプチド ,  アグロバクテリウム属 ,  生物 ,  微生物
準シソーラス用語： Agrobacterium ,  ナノ複合体 ,  *遺伝子導入技術

分類 (3件)： 植物学一般  (EH01010R) ,  遺伝子操作  (EC02050B) ,  生物科学研究法一般  (EA03010K)

タイトルに関連する用語 (6件)： Agrobacterium ,  DNA ,  ナノ複合体 ,  トリティカーレ ,  植物 ,  トランスジーン