抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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大阪ガスケミカルグループは大阪ガスケミカルと日本エンバイロケミカルズの2社を中心に全11社からなるケミカル材料とソリューションを提供する企業グループである。大阪ガスケミカル(大阪GC)は大阪ガスグループの独立性の高い子会社(中核会社)の中の戦略事業会社の一つである。大阪ガスの石炭から天然ガスへの原料転換完了を機に大阪GCが設立された。大阪GCは当初石炭乾留副産物の販売をしていたが種々の経緯を経て,2007年に電極材料とファイン材料の開発部門移管を受けてから開発・製造・販売を自ら行うケミカル企業になった。1980年代での等方性ピッチからの炭素繊維の開発・商品化,1996年のタールを原料としたリチウムイオン電池電極材MCMBの商品化,1993年のフルオレンモノマーの開発,2005年の日本エンバイロケミカルズの仲間入り,活性炭及び木材保護塗料の事業再活性化などの一連の経緯を説明した。大阪GCの長期経営方針(SMART2020)として,1)既存事業の各分野におけるNO.1の実現,2)新規材料・新規技術の獲得,3)経営基盤の強化,を説明した。