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J-GLOBAL ID：201202248817561330   整理番号：12A0544151

北海道のダムにおける近年の積雪包蔵水量と融雪期の水収支

著者 (6件)： 西原照雅 (土木研 寒地土木研) ,  鳥谷部寿人 (国土交通省 北海道開発局 札幌開発建設部 岩見沢河川事務所) ,  鳥谷部寿人 (土木研 寒地土木研) ,  浜本聡 (土木研 寒地土木研) ,  石谷隆始 (国土交通省 北海道開発局 網走開発建設部 北見河川事務所) ,  石谷隆始 (土木研 寒地土木研)
資料名： ダム技術  (Engineering for Dams)
号： 306  ページ： 21-28  発行年： 2012年03月15日 
JST資料番号： Y0579A  ISSN： 0289-9639  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北海道の直轄ダムでは積雪最盛期の3月に標高別積雪深・積雪密度を計測し,その相関から流域内の積雪包蔵水量の推定を行っている。近年の相関状況を地点別に報告するとともに,その妥当性と誤差について考察した。積雪相当水量の高度分布は石狩川流域では高度による変動が大きいが,十勝川・天塩川流域ではその変動が小さいことがわかった。また,積雪包蔵水量推定精度が比較的高いダムでも,推定値には2割程度の誤差が含まれることがわかった。

シソーラス用語： 北海道 ,  積雪 ,  *降雪量 ,  *融雪 ,  可能性 ,  *水収支 ,  積雪寒冷地 ,  ダム管理
準シソーラス用語： *積雪水量

分類 (2件)： 雪氷学  (DC08000N) ,  水資源  (RC11020F)

引用文献 (10件)：

• 1)菅谷重二:大雪山積雪水量及び流出調査,経済安定本部資源委員会・北海道庁土木部報告書,1949.
• 2)松山洋:日本の山岳地域における積雪水当量の高度分布に関する研究について,水文・水資源学会誌第11巻2号,pp.164-174,1998.
• 3)長谷川茂,小林伸行:桂沢ダム流域の融雪流出の予知t河川に関する調査・試験・研究報告書,北海道開発局土木試験所河川研究室,pp.6-1~6-41,1974.
• 4)山口甲,長谷川茂:融雪流出の予知に関する研究,北海道開発局土木試験所報告,64,1975.
• 5)山田知充,西村寛,水津重雄,若浜五郎:大雪山旭岳西斜面における積雪の分布と堆積・融雪過程,低温科学,物理篇,37,pp.1-12,1979.

タイトルに関連する用語 (6件)： 北海道 ,  ダム ,  積雪 ,  水量 ,  融雪期 ,  水収支