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J-GLOBAL ID:201202248869710040   整理番号:12A0312966

再使用あるいは廃棄シナリオとの関連におけるRDF焼却及びガス化ボトムアッシュの主成分浸出及び緩衝能のキャラクタリゼーション

Characterisation of major component leaching and buffering capacity of RDF incineration and gasification bottom ash in relation to reuse or disposal scenarios
著者 (7件):
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巻: 32  号:ページ: 759-768  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: B0898C  ISSN: 0956-053X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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この研究では,廃棄物固形燃料(RDF)焼却からのボトムアッシュ(BA)(RDF-I,操業温度850~1000°C),及びRDFガス化プラント(RDF-G,操業温度1200~1400°C)からのBAについて,両者のスラグの全組成,鉱物学,緩衝能,浸出挙動(鉱物自身のpH及びpHの関数としての)を評価することによってそれらの環境挙動に焦点を当てた。また,これら両タイプのBAについて得られた主要成分の緩衝能結果とpH依存性浸出濃度を地球化学的モデリングで解析した。実験結果から,両タイプのBAについての主要成分の全含有量はかなり類似しており,おそらくこれはRDF原料の特性に関連していると思われる。しかしながら,微量金属と塩については両BAタイプについて顕著な相違が観測され,これは2つのRDF熱処理プラントで採用された操業条件(温度)の相違の結果である。鉱物分析から,実際にRDF-Iスラグは数種類の結晶相の集合から成り,一方,RDF-Gスラグは主にアモルファスなガラス相から構成されている。それぞれのスラグダイプの自然のpHにおける主要成分(Ca,Si等)の浸出濃度は,鉱物成分が化学的に結合している鉱物の部分溶解度の結果として,それぞれの全含有量を反映していないことが示された。さらに,微量元素(Pb,Cu等)の浸出濃度と全含有量との比較から,両タイプのBAに対して何ら明白な関連はみられなかった。法定浸出試験結果によると,RDF-GのBAはイタリアの廃棄物規制基準及びヨーロッパ連合の不活性廃棄物埋立受容基準を満足し得る。RDF-IのBAはヨーロッパ連合の無害廃棄物埋立基準を満足しうる。XRD解析及びスラグのバルク組成から得られたそれぞれの鉱物学的情報に基づいて,新規な地球化学モデリング手法を用いて2つのスラグタイプの主要な成分の浸出挙動とpH緩衝能を予測した。その結果,スラグ物質の鉱物学的特徴づけと緩衝能に関連するデータを結合することによって,浸出プロセスに寄与する鉱物の特定と量の両方を独立に推定することが可能になる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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廃棄物処理一般  ,  資源回収利用  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 

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