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J-GLOBAL ID：201202248880651969   整理番号：12A1287970

-音響管による垂直入射吸音率測定-音響管計測の原理と計測量

著者 (1件)： 加藤大輔 (豊和繊維工業)
資料名： 日本音響学会誌  (Journal of the Acoustical Society of Japan)
巻： 68  号： 9  ページ： 463-468  発行年： 2012年09月01日 
JST資料番号： G0162A  ISSN： 0369-4232  CODEN： NIOGAH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 吸音材料を含む予測の実施には,特性インピーダンスと伝搬定数(または密度と体積弾性率)をパラメータとするため,音響管計測が重要になる。特性インピーダンスと伝搬定数は2マイクロホン法により比較的短時間に計測できるが,計測にはいくつかの注意点がある。ここでは,音響特性がどのような原理に基づく計測量なのかを主眼に,以下の項目を解説した。1)空気伝搬音を定める音響特性(材料内部の特性(特性インピーダンス,伝搬定数,実効複素密度,複素体積弾性率,複素波長定数(複素波数),実効複素位相速度),F行列,吸音特性(比音響インピーダンス,複素音圧反射係数,音圧反射率,垂直入射吸音率))。2)分布定数回路(分布定数回路と空気伝搬音特性,分布定数回路における波動方程式の一般解,材料表裏面の音圧と粒子速度)。3)音響管計測の実際(比音響インピーダンス,特性インピーダンスと伝搬定数,その他の音響特性)。

シソーラス用語： *音響測定 ,  *音響特性 ,  *伝搬定数 ,  *特性インピーダンス ,  圧縮率 ,  波数 ,  位相速度 ,  回路行列 ,  音響インピーダンス ,  音圧 ,  反射率 ,  粒子速度 ,  波動方程式 ,  分布定数回路
準シソーラス用語： *音響管 ,  垂直入射 ,  *吸音率 ,  2マイクロホン法 ,  空気伝搬音 ,  体積弾性率 ,  F行列 ,  音の粒子速度

分類 (1件)： 音響測定  (BB03040R)

引用文献 (30件)：

• 音響管による吸音率及びインピーダンスの測定-第1部 : 定在波比法. JIS A1405-1:2007. 2007
• 音響管による吸音率及びインピーダンスの測定-第2部 : 伝達関数法. JIS A1405-2:2007. 2007
• 音響用語. JIS Z8106:2000. 2000
• Acoustics and electroacoustics. IEC 60050(801). 1994
• 音響管計測WG. 音響管による多孔質材料の音響特性測定. 2011

タイトルに関連する用語 (4件)： 音響管 ,  計測 ,  原理 ,  測量