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J-GLOBAL ID:201202248932145200   整理番号:12A0778222

第三紀の石油及び岩石抽出物の高等植物バイオマーカーを特定する上でのGC-MS,GC-MRM-MS,GC×GCの比較

Comparison of GC-MS, GC-MRM-MS, and GC×GC to characterise higher plant biomarkers in Tertiary oils and rock extracts
著者 (6件):
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巻: 87  ページ: 299-322  発行年: 2012年06月15日 
JST資料番号: C0062A  ISSN: 0016-7037  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高等植物バイオマーカーは様々な化合物クラスで生じ,一連の異性体は分離及び同定が困難である。従来の一次元ガスクロマトグラフィ(GC)法はかつて目覚ましい結果を達成したが,多くの場合でその限界に達している。包括的二次元ガスクロマトグラフィ(GC×GC)は,炎イオン化検出器あるいは飛行時間型質量分析計との組み合わせにより(GC×GC-FIDあるいはGC×GC-TOFMS),分離不可能な複雑な混合物(UCM)の分離といった一次元GCの難題を克服する強力なツールである。本研究では北極及び東南アジアからの多数の第三紀の陸源油及び根源岩を,特にオレアノイドやルパノイドといった被子植物バイオマーカーに焦点を当てて研究した。一次元GC-MS,準安定反応モニタリング(GC-MRM-MS),GC×GC-FID,GC×GC-TOFMSという異なるクロマトグラフィ分離及び検出法を比較し,バイオマーカー同定に関するパフォーマンスの違い及び長所を評価した。全ての手法で測定した22S/(22S+22R)ホモホパン比は非常によく一致した(2%から10%の範囲)。さらに,一次元GCを用いると共溶出する様々な被子植物由来の化合物を分離し,これらのバイオマーカーの分離に関するGC×GCの優位性を示す。様々な熱熟成及び生物分解の試料は,続成作用及びカタジェネシスの様々な段階の高等植物バイオマーカーを含んでいることが,GC×GCクロマトグラムにより直接評価できる。全原油及び岩石抽出物の分析では,分子ふるいのような分画法を受けた時に再配列されやすい不安定な化合物の分離も可能である。GC×GC-TOFMSは同じ分子量と同様のフラグメンテーションパターンを持つ共溶出成分の分離に特に有益である。このような成分は一次元GCでの分析では共溶出し,単一イオンモニタリングでは分離できないため,同定あるいは定量に関する正確な質量スペクトル評価が妨げられる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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有機地球化学  ,  鉱物・岩石・鉱石の各種分析 

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