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J-GLOBAL ID:201202248933569801   整理番号:12A0937132

可逆的イミン形成と交換過程での構造的および運動的共有結合動力学の統合

Merging Constitutional and Motional Covalent Dynamics in Reversible Imine Formation and Exchange Processes
著者 (2件):
資料名:
巻: 134  号: 22  ページ: 9446-9455  発行年: 2012年06月06日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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サリチルアルデヒド,ピリジン-2-カルボアルデヒドおよびベンズアルデヒドのイミンの形成と交換過程を研究し,そして,前者が高効率と速い反応速度を示す動的共有結合化学に関して特に興味深い特徴を持つことを示した。脂肪族α,ω-ジアミンを用いて生成させたモノイミンは,自己-アミノ交換反応タイプの内部交換プロセスを示し,末端アミノ基の距離にともなってその速度が迅速に減少する結合交換により,「ステップ-イン-プレース」または「シングル-ステップ」のいずれかの局所的運動も誘発した。プロセス速度の広範囲にわたる制御は,置換基,溶媒組成および温度によって達成しうるものであった。これらのモノイミンは分子間交換も起こすため,同じ分子内で運動的および構造的共有結合挙動の併合を起こした。ポリアミンを用いると,形成されるモノイミンは広範囲の一次元,二次元およびEXSY陽子NMR研究で特徴づけられる内部運動を起こした。特に,線形ポリアミンでは,分子トラックとして用いられるポリアミン鎖に沿ったアルデヒド残基移動により無指向性置換が起こった。このようにイミンは,分子残基の相対的な運動を示すシステムの単純なプロトタイプ(合成および生物学的分子モーターの研究で現在高い関心を引いている主題)として挙動した。記述した運動プロセスは,動的共有結合性を持ち,分子組成の変化なしで起こった。このようにそれらは可逆的な共有結合形成と解離から生じる動的共有結合運動の範疇を代表していた。それらは,分子運動の領域に動的共有結合化学を広げるものであり,また更なる大きなステップは,指向性の制御を成し遂げることで達成される。ここで報告されたイミンについての結果は,他の化学基と共に,運動的および構造的な動的挙動の複雑な組合せを示す分子デバイスのデザインに向けての多機能性分子でそのような特徴を実現するための広い展望を開く。
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分類 (1件):
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芳香族単環アルデヒド 
物質索引 (4件):
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