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J-GLOBAL ID：201202248935633612   整理番号：12A0651998

不規則ビスマス置換亜鉛フェライトのマルチフェロイック挙動

Multiferroic behavior of disordered bismuth-substituted zinc ferrite

著者 (4件)： MITO S. (Toyohashi Univ. of Technol., Toyohashi, Aichi 441-8580, JPN) ,  TAKAGI H. (Toyohashi Univ. of Technol., Toyohashi, Aichi 441-8580, JPN) ,  BARYSHEV A. V. (Toyohashi Univ. of Technol., Toyohashi, Aichi 441-8580, JPN) ,  INOUE M. (Toyohashi Univ. of Technol., Toyohashi, Aichi 441-8580, JPN)
資料名： Journal of Applied Physics  (Journal of Applied Physics)
巻： 111  号： 7  ページ： 07D911-07D911-3  発行年： 2012年04月01日 
JST資料番号： C0266A  ISSN： 0021-8979  CODEN： JAPIAU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,不規則ビスマス置換亜鉛フェライトのマルチフェロイック動作を報告する。Bi:ZnFe₂O₄膜はRFマグネトロンスパッタリング法を用いて堆積した。堆積した薄膜は強磁性ヒステリシスと短波長域(~400nm)での大きなファラデー回転角を示した:120Gの飽和磁化と-1.2deg/μmのFaraday回転角が観察された。強誘電体ヒステリシスはSawyer-Tower法を用いて測定した。Bi:ZnFe₂O₄の誘電率は,120Hzから100kHzの周波数範囲においてLCRメータで測定した。120Hzの場合,800という誘電率が室温で観察された。対照的に,不規則亜鉛フェライトの誘電率は120Hzで5.5であった。この研究からZnFe₂O₄におけるビスマス置換が大幅に誘電率を上げることが分かる。さらに,薄膜中で,光磁気Kerr回転角の電圧誘起変化が同定された。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *亜鉛フェライト ,  ビスマス化合物 ,  置換型原子 ,  *不規則合金 ,  *材料 ,  *磁気電気効果 ,  マグネトロンスパッタリング ,  強磁性 ,  ヒステリシス ,  Faraday効果 ,  飽和磁化 ,  誘電率 ,  Kerr効果 ,  光磁気効果
準シソーラス用語： Faraday回転 ,  Kerr回転 ,  *マルチフェロイック

分類 (3件)： 酸化物結晶の磁性  (BM06050E) ,  電気光学効果,磁気光学効果  (BM08020L) ,  酸化物薄膜  (BK14050P)

タイトルに関連する用語 (5件)： ビスマス ,  置換 ,  亜鉛フェライト ,  マルチフェロイック ,  挙動