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J-GLOBAL ID:201202249028297560   整理番号:12A0140271

コバルト濃度勾配前駆体から合成される良好規則性の球形LiNixCo(1-2x)MnxO2カソード材料

Well-ordered spherical LiNi x Co(1-2x)Mn x O2 cathode materials synthesized from cobolt concentration-gradient precursors
著者 (5件):
資料名:
巻: 202  ページ: 284-290  発行年: 2012年03月15日 
JST資料番号: B0703B  ISSN: 0378-7753  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Co濃度勾配を持つ球形NixCo(1-2x)Mnx(OH)2(X=0.333,0.4,0.416,0.45)前駆体を,沈殿および錯化剤としてNaOHおよびNH4OHを用いて,硫酸溶液から共沈させることにより調製した。次いで,この調製前駆体とLi2CO3の混合物を,空気中950°Cにて16時間焼結することにより,良好規則性の球形LiNixCo(1-2x)MnxO2を合成した。EDXS結果は,そのコバルト濃度が,球形前駆体粒子から内部へ徐々に減少すること,および球形LiNixCo(1-2x)MnxO2粒子が,Li2CO3と焼結することにより均一に得られる,ことを示した。XRDパターンのRietveld解析法によれば,Co勾配前駆体から合成のLiNixCo(1-2x)MnxO2は,通常の前駆体から調製のそれよりも,カチオン乱れ程度がより低いことを示した。Co勾配前駆体からの良好規則性のLiNixCo(1-2x)MnxO2は,通常のものよりはるかに良好な高レート能力を配送した。LiNixCo(1-2x)MnxO2のカチオン乱れの低下は,前駆体粒子のコアにおけるコバルトリッチが原因であると考えられる。豊富なCo3+およびLi+両者は,カチオン混合を効果的に抑制する。Li+が焼成時にコアに到達するには長時間を必要とするので,前駆体粒子のコアにてコバルトリッチであることは,カチオン混合抑制のためには非常に重要である。濃度勾配前駆体は,良好な高レート能力を持つ良好規則性のLiNixCo(1-2x)MnxO2調製に有用であり,また高価でかつ毒性コバルトの全体含有量を上げる必要はない。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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