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J-GLOBAL ID:201202249069293129   整理番号:12A0645233

TRF1とTRF2のテロメアDNAを濃縮する能力はN末端ドメインにより調節される

The N-terminal domains of TRF1 and TRF2 regulate their ability to condense telomeric DNA
著者 (20件):
資料名:
巻: 40  号:ページ: 2566-2576  発行年: 2012年03月30日 
JST資料番号: D0242C  ISSN: 0305-1048  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ヒトのテロメアの重要なタンパク質であるTRF1とTRF2は構造が類似しているにも関わらず,DNAが結合すると異なる挙動を示す。先行研究により,TRF2はTRF1とは異なり,隣接するDNAに負のねじれを生じさせることが示されている。本研究では,DNAに対するTRF1とTRF2の挙動の違いについて検討した。TRF2の中心のTRFHドメインから生成する活性はTRF1のTRFHドメインによっても示されたが,全長のタンパク質ではN末端の酸性ドメインの存在により抑制されることが分かった。同様の抑制が,TERRA様RNAとTRF2のN末端との結合を介してTRF2でも観察された。TRFタンパク質のN末端ドメインは複製した祖先の遺伝子のコード配列の伸長により生じることが,系統発生研究および生化学的研究により唆された。以上より,TRF1およびTRF2のN末端はDNA濃縮能力を微調整するように進化したことが示唆された。
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分類 (1件):
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細胞構成体の機能 

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