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J-GLOBAL ID:201202249070839399   整理番号:12A1368340

中国南部の電子廃棄物地域および都市地域における複雑な多環式芳香族炭化水素混合物への曝露に関連する吸入発癌リスク

Inhalation Cancer Risk Associated with Exposure to Complex Polycyclic Aromatic Hydrocarbon Mixtures in an Electronic Waste and Urban Area in South China
著者 (11件):
資料名:
巻: 46  号: 17  ページ: 9745-9752  発行年: 2012年09月04日 
JST資料番号: B0839A  ISSN: 0013-936X  CODEN: ESTHA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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大気中粒子状物質サンプルを2010年5月~2011年4月に中国南部の地方電子廃棄物(e-waste)地域および広州で採取して,多環式芳香族炭化水素(PAHs),高分子量PAHs,およびハロゲン化PAHsへの曝露による吸入生涯発癌リスクを予測した。PAH濃度およびプロファイルの季節変化は2地域におけるPAH発生源が異なることを示した。ベンゾ[b]フルオランテン,ベンゾ[a]ピレン,ジベンゾ[a,h]アントラセン,およびジベンゾ[a,l]ピレンが吸入発癌リスクに最も顕著な寄与をしていた。高分子量PAHsは電子廃棄物地域における全発癌リスクの18.0%,都市地域における13.6%を占めて,ハロゲン化PAHsは両地域で寄与が少なかった(<0.1%)。PAHs,高分子量PAHs,ハロゲン化PAHsに曝露することによる生涯肺癌数は,電子廃棄物地域において百万人当たり15.1~1198で広州において9.3~737であった。広州における全肺癌の0.02~1.94%がPAH曝露によるものであった。平均して電子廃棄物地域における吸入発癌リスクは都市地域よりも1.6倍大きかった。
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その他の汚染原因物質  ,  人間に対する影響  ,  炭素多環化合物一般  ,  粒状物調査測定 
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