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J-GLOBAL ID:201202249192927310   整理番号:12A0569284

温帯石灰質海綿Leuconia johnstoniからの新しい2-メチル-13-エイコセン酸

New 2-Methyl-13-Icosenoic Acid from the Temperate Calcisponge Leuconia johnstoni
著者 (6件):
資料名:
巻: 47  号:ページ: 345-353  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: B0873A  ISSN: 0024-4201  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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2005年10月から2008年9月までの4年間フランスのブルターニュ海岸沖合いで集められた標本において,温帯の石灰質海産海綿Leuconia johnstoni Carter1871(カルカロネア亜綱,石灰海綿綱)の脂肪酸組成を初めて特性化した。ガスクロマトグラフィー-質量分析(GC-MS)により脂肪酸メチルエステル(FAME)およびN-アシルノ(NAP)誘導体として,C14からC22までの範囲の鎖長を持つ41の脂肪酸(FA)を同定した。そのうえ,SFAのなかで多数のメチル分枝イソおよびアンテイソFAの存在を認め,L.johnstoni内における多数の関連細菌を示唆していた。また,13のモノ不飽和脂肪酸(MUFA,全FA+DMAの28.0-36.0%)および6つの多価不飽和脂肪酸(PUFA,4.0-8.2%)も同定した。特に2008年9月において注目に値するDMAを高レベルで検出し,この海綿種におけるプラスマローゲンの存在を示していた。この石灰質海綿は,ケイ酸含有普通海綿類および6放海綿類に典型的なΔ5,9システムを持つ非メチレン中断FA(NMI FA)を欠いていた。異常な8,13-オクタデカジエン酸の存在が,石灰質海綿における少数のPUFAとして初めて報告された。この海綿のFAの20-25%を示す主なFAは,そのメチルエステルおよびその対応するN-アシルノ誘導体とジメチルジスルフィド付加物の質量スペクトルから新しい2-メチル-13-イコセン酸として同定された。Copyright 2011 AOCS Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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動物の生化学  ,  脂肪族カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸 
タイトルに関連する用語 (3件):
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