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J-GLOBAL ID:201202249250036758   整理番号:12A0718249

COとの不飽和Ru(II)錯体の低圧イオン-分子会合反応の反応動力学と機構研究

Kinetic and mechanistic studies of low-pressure ion-molecule association reactions of unsaturated Ru(II) complexes with CO
著者 (2件):
資料名:
巻: 316-318  ページ: 192-198  発行年: 2012年04月15日 
JST資料番号: D0625A  ISSN: 1387-3806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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低圧下,Fourier変換ICR(イオンサイクロトロン共鳴)質量分析(FTIR MS)を利用し,14電子不飽和ルテニウム錯体[Ru(bipy)(X)]2+(X=ビピリジン(bipy),2-(ビリジン-4-イル)-1,3-ベンゾチアゾール,5-アミノフェナントロリン)のCOやO2との反応を研究した。これらの研究は,非常な低圧下で生じるこれらの会合反応の機構を調べることを目的とした。全ての認めた二分子会合速度定数は圧力から独立と分ったが,ICR内の衝突が初期に生成,励起した付加体の冷却が原因で無いことを示した。COやO2の[Ru(bipy)(X)]2+との会合の実験速度定数は,理論的イオン/分子衝突速度定数と非常に似ていると決定した。更に,理論計算により反応を調べた。初期錯体の放射安定化速度定数とRRKM単分子逆解離速度定数を計算した。放射解離機構の速度定数式に従い,単分子解離速度定数と比べ,著しく大きな放射速度定数が,衝突速度定数kfに等しい会合定数kassをもたらした。提示した実験/理論結果は,衝突速度で起きるCOの会合反応と一致した。ICRセルで認めた[Ru(bipy)(X)]2+とCOの会合錯体は化学的に活性化された種で,放射手段によってのみ会合エネルギーを消失する。初期イオン-分子錯体の高い結合エネルギーとサイズに因り,非常に長い単分子解離寿命を持つと予想された。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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白金族元素の錯体  ,  非金属化合物  ,  反応速度論・触媒一般  ,  荷電体衝撃・放電による反応 
物質索引 (3件):
物質索引
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