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J-GLOBAL ID：201202249294053579   整理番号：12A0674941

社会イノベーション事業を支える共通基盤技術の研究開発 システムの高信頼設計を可能とする大容量産業用リチウムイオン電池の寿命予測技術

著者 (7件)： 阿部誠 (日立) ,  西村勝憲 (日立) ,  關栄二 (日立) ,  春名博史 (日立) ,  平沢今吉 (新神戸電機 技術開発本部) ,  伊藤真吾 (新神戸電機 産業リチウムイオン電池開発セ) ,  芦浦正 (新神戸電機 産業リチウムイオン電池開発セ)
資料名： 日立評論
巻： 94  号： 4  ページ： 334-337  発行年： 2012年04月01日 
JST資料番号： F0062A  ISSN： 0367-5874  CODEN： HITAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自然エネルギーの出力変動緩和やバックアップ電源に用いる蓄電システムにおいて,電池の寿命はシステムコストや信頼性を左右する。この研究ではリチウムイオン電池の寿命予測精度の向上を目的とし,従来手法のルート則,アレニウス則,加成則を統合した寿命予測式を構築し,充放電回数,稼働時間,環境温度の3変数を同時に扱うことが可能な寿命予測技術を確立した。この予測技術により,搭載電池容量の最少化によるシステムコストの低減や,マージン把握によるシステムの高信頼化を果たすことが可能となる。この技術を蓄電システムの電池寿命予測に活用することにより,コスト低減,高信頼化などに貢献できる。(著者抄録)

シソーラス用語： *リチウムイオン電池 ,  *寿命予測 ,  技術革新 ,  技術 ,  信頼性 ,  Arrheniusの式 ,  総和則
準シソーラス用語： イノベーション ,  基盤技術 ,  高信頼性

分類 (1件)： 二次電池  (YB04030K)

引用文献 (3件)：

• 1) T. Yoshida, et al.: Degradation Mechanism and Life Prediction of Lithium-lon Batteries, Journal of Electrochemical Society, 153(3), A576-A582 (2006)
• 2) H.Yoshida, at al.: Capacity Loss Mechanism of Space Lithium-lon Cells and its Life Estimation Method, Electrochemistry, 71(12), 1018 (2003)
• 3) 小林, 外:系統連系円滑化用リチウムイオン電池性能解析手法の開発, 第51回電池討論会要旨集, p.117, 電気化学会電池技術委員会(2010.11)

タイトルに関連する用語 (10件)： 社会イノベーション ,  事業 ,  基盤技術 ,  研究 ,  開発 ,  設計 ,  大容量 ,  産業 ,  リチウムイオン電池 ,  寿命予測