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J-GLOBAL ID:201202249302858859   整理番号:12A0780025

血小板濃縮血漿と非凝固血小板由来因子濃縮物の最適化した調製法:血小板濃度の最大化とフィブリノーゲンの除去

Optimized Preparation Method of Platelet-Concentrated Plasma and Noncoagulating Platelet-Derived Factor Concentrates: Maximization of Platelet Concentration and Removal of Fibrinogen
著者 (9件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 176-185  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: W2256A  ISSN: 1937-3384  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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血小板濃度の最大化とフィブリノーゲンの除去による血小板濃縮血漿(PCP)と非凝固血小板由来因子濃縮物(PFC)の調製法を報告した。全血にEDTA又はクエン酸デキストロースの様な抗凝固剤を添加し,第1回10分遠心後に血小板富血漿(PRP)又は白血球含有PRP(W-PRP)を得た。第2回10分遠心後には1/3又は1/10体積PCPを得た後の血小板貧血漿(PPP)から1/10体積のPBSに置換して1/10体積PFCを得た。血小板採集率は遠心力30~190gでは遠心力につれて増加し,190~320gでピークを示し,320~2330gで次第に減少したが,平均値からの最適遠心は230~270g,10分だった。第2回目の遠心も同じく230~270g,10分が最適で,最適化PRPは4.1%~5.8%と少数の白血球を含んでいた。白血球は≧840gの遠心力でほとんど沈殿した。PCP調製のため>2300gのPRP遠心で90%の上清血漿が除去でき,血小板を再懸濁した。非凝固PFCを調製するため上清を1/10体積の塩溶液と置換し,トロンビンによる血小板活性化を行った。PCP中の活性化前血小板と活性化後の血小板由来成長因子(PDGF-BB)の濃度は全血の約20倍大きかったが,PFCは活性化前血小板が20倍の濃度,フィブリンゲル形成なしでPDGF-BBは全血の50倍の濃度だった。PFC中の全PDGF-BB含量は活性化全血の2倍で,その相当な部分がフィブリン糊中に捕捉されることを示した。抗凝固剤はクエン酸デキストロースよりもEDTAの方が血小板集塊化に有効で,高い非集塊化血小板収率とPDGF-BB含量を示した。
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分類 (1件):
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線維素溶解・血液凝固 

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