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J-GLOBAL ID：201202249343182932   整理番号：12A1143847

FILA:細粒度の屋内位置決め

FILA: Fine-grained Indoor Localization

著者 (6件)： WU Kaishun (Sun Yat-sen Univ.) ,  WU Kaishun (Hong Kong Univ. Sci. and Technol.) ,  XIAO Jiang (Hong Kong Univ. Sci. and Technol.) ,  YI Youwen (Hong Kong Univ. Sci. and Technol.) ,  GAO Min (Hong Kong Univ. Sci. and Technol.) ,  NI Lionel M. (Hong Kong Univ. Sci. and Technol.)
資料名： Proceedings. IEEE INFOCOM  (Proceedings. IEEE INFOCOM)
巻： 2012 Vol.3  ページ： 2210-2218  発行年： 2012年 
JST資料番号： E0920A  ISSN： 0743-166X  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 屋内無線環境における距離に基づく位置決め法として,受信信号強度を用いる位置決め法が盛んに研究されている。しかし,開けた屋外環境と違い,屋内環境では受信信号強度の時間的変動や見通し外信号によるマルチパス効果が問題となる。本論文では,無線LANを用いる屋内位置決め法として,「FILA」と呼ぶ新しい方法を提案する。これは,OFDM(直交周波数分割多重)における副搬送波の周波数ダイバーシチに着目した方法である。クロスレイヤ設計による方法であり,OFDMにおける物理層の細粒度のCSI(チャネル状態情報)を利用してマルチパス効果を軽減する。FILAは,CSI処理,屋内伝搬モデルに基づくCSIと距離の関係に関する較正,及び位置の決定の3段階からなる。提案したFILAを市販の802.11規格のNICに実装し実験を行った。その結果,従来の受信信号強度に基づく方法と比べて,位置決め精度が有意に改善され,また待ち時間を削減できることが分かった。

シソーラス用語： *位置決め ,  *距離測定 ,  *無線LAN ,  屋内環境 ,  多経路伝搬 ,  見通し外伝搬 ,  信号特性 ,  OFDM ,  信号変調 ,  周波数ダイバーシチ ,  設計 ,  情報 ,  通信チャネル ,  粒度【計算機】 ,  精度 ,  待ち時間
準シソーラス用語： クロスレイヤ設計 ,  チャネル状態情報 ,  位置決め精度 ,  細粒度 ,  受信信号強度

分類 (2件)： 長さ,面積,断面,体積,容積,角度の計測法・機器  (AD05020O) ,  無線通信一般  (ND08010L)

タイトルに関連する用語 (2件)： 細粒度 ,  屋内位置決め