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J-GLOBAL ID：201202249373970463   整理番号：12A0559017

5-ヨード-イソフタル酸による4種類のコバルト配位重合体: ハロゲン関連の相互作用と溶媒効果

Four Cobaltic Coordination Polymers Based on 5-Iodo-Isophthalic Acid: Halogen-Related Interaction and Solvent Effect

著者 (6件)： ZANG Shuang-Quan (Zhengzhou Univ., Zhengzhou, CHN) ,  DONG Ming-Ming (Zhengzhou Univ., Zhengzhou, CHN) ,  FAN Ya-Juan (Zhengzhou Univ., Zhengzhou, CHN) ,  HOU Hong-Wei (Zhengzhou Univ., Zhengzhou, CHN) ,  MAK Thomas C. W. (Zhengzhou Univ., Zhengzhou, CHN) ,  MAK Thomas C. W. (Chinese Univ. Hong Kong, Shatin, Hong Kong SAR, CHN)
資料名： Crystal Growth & Design  (Crystal Growth & Design)
巻： 12  号： 3  ページ： 1239-1246  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： W1323A  ISSN： 1528-7483  CODEN： CGDEFU  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 水,グリコール,N,N′-ジメチルホルムアミド(DMF)およびN,N′-ジメチルアセトアミド(DMAc)などの多様な溶媒を使用し,5-ヨードイソフタル酸(5-iipa)および1,1′-(1,4-ブタンジイル)ビス(イミダゾール)(bbi)配位子とCo塩のソルボサーマル反応によって4種類の新しいコバルト配位重合体1~4を合成した。これらの化合物はすべて3D超分子構造を示し,異なるゲスト分子がこの構造中の開放チャンネルに入っていることがわかった。X線回折によって結晶構造を解析した結果,化合物1,2および4において,5-iipa中のヨウ素原子の層間I...IおよびI...π相互作用が配位重合体の集合に重要な役割を果たして結晶の次元を上げていることがわかった。さらに,これら配位重合体の集合と柔軟な配位子の立体配座におけるハロゲン関連の相互作用の役割は溶媒の種類によって異なることもわかった。剛性と柔軟な補助的配位子を結合して用いると,異なる溶媒中で多様な網目構造が形成されるので,興味深い構築物を設計できるであろう。

シソーラス用語： *コバルト錯体 ,  *芳香族カルボン酸 ,  *ジカルボン酸 ,  *芳香族ヨウ素化合物 ,  *窒素複素環化合物 ,  アクア錯体 ,  化学合成 ,  熱分析 ,  単結晶 ,  X線回折 ,  *結晶構造 ,  単斜晶系 ,  斜方晶系 ,  格子定数 ,  *化学結合 ,  π軌道 ,  *ネットワーク構造 ,  立体配座 ,  溶媒効果 ,  脂肪族アルコール ,  ジオール ,  脂肪酸 ,  カルボアミド ,  脂肪族カルボン酸
準シソーラス用語： 配位重合体 ,  ソルボサーマル合成 ,  *ハロゲン結合

分類 (2件)： コバルトとニッケルの錯体  (CE01092Y) ,  鉄族元素の錯体の結晶構造  (BK09040I)

物質索引 (5件)： エチレングリコール ,  ジメチルアセトアミド ,  ジメチルホルムアミド ,  1,1′-(1,4-ブタンジイル)ビス(1H-イミダゾール) ,  5-ヨードイソフタル酸

タイトルに関連する用語 (6件)： イソフタル酸 ,  コバルト ,  配位重合体 ,  ハロゲン ,  相互作用 ,  溶媒効果