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J-GLOBAL ID：201202249386113462   整理番号：12A0724952

TiO₂ベースの日焼け止め化粧水中の保護用水酸化アルミニウムコーテイングの水泳プール水薬剤による劣化

Depletion of the protective aluminum hydroxide coating in TiO₂-based sunscreens by swimming pool water ingredients

著者 (3件)： VIRKUTYTE Jurate (Pegasus Technical Services Inc, 46 East Hollister Street, Cincinnati, OH 45221, USA) ,  AL-ABED Souhail R. (National Risk Management Res. Lab., Environmental Protection Agency, 26 West Martin Luther King Drive, Cincinnati ...) ,  DIONYSIOU Dionysios D. (Environmental Engineering and Sci. Program, Univ. of Cincinnati, Cincinnati, OH 45221-0012, USA)
資料名： Chemical Engineering Journal  (Chemical Engineering Journal)
巻： 191  ページ： 95-103  発行年： 2012年05月15日 
JST資料番号： D0723A  ISSN： 1385-8947  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 日焼け止め化粧水(SSL)の処方中で二酸化チタン(nTiO₂)ナノ粒子をAl(OH)₃層でコーテイングしてTiO₂ナノ粒子がUV照射に曝された時に発生する水酸基ラジカルの(・OH),超酸化物アニオンラジカル(O₂^-・)及びその他の反応性酸素種(ROS)(例えばH₂O₂)等の有害な効果に対して遮蔽した。従って,これらの構造安定性を確実なものにすることは健康や環境に対する有害な悪影響を避ける為に極めて重要である。我々の研究の主な焦点は水泳プール水中のAl(OH)₃層の安定性にある。2g/LのSSLを0.2から7ppmの塩素(HOCl/OCl^-)を含む水泳プール水(SPW)で処理した。TiO₂ナノ粒子の保護コーテイングの変化を幾つかのX線ベースの顕微鏡とFourier変換赤外線スペクトル(FTIR)及びゼータ電位測定を用いて分析した。結果はSPW中の塩素濃度の増加はAl(OH)₃保護層の完全性に大きく影響した。ゼータ電位の-64mVから-8mV近くまでの増加はTiO₂ナノ粒子をどちらかと言えば不安定にした。SSLがSPW中の3.5と7ppmの塩素に曝された時,Al(At%)の~4から15.6までの最高の再分配が達成された。この結果は水の化学が日焼け止め環境に於けるTiO₂の特性に影響したことを強く示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *酸化チタン ,  *日焼け止 ,  *保護剤 ,  *水酸化アルミニウム ,  *被覆 ,  *水泳プール ,  *水 ,  *成分 ,  *消耗 ,  ナノ粒子 ,  紫外線照射 ,  ヒドロキシルラジカル ,  スーパーオキシドアニオンラジカル ,  活性酸素 ,  有害性 ,  安定性 ,  健康被害 ,  環境影響 ,  次亜塩素酸 ,  イオン ,  濃度依存性 ,  ζ電位
準シソーラス用語： *コーティング ,  *二酸化チタン ,  反応性酸素種 ,  構造安定性 ,  塩素イオン

分類 (2件)： 建物内の給排水・衛生設備  (RB06020G) ,  用水の化学的処理  (SC02040E)

タイトルに関連する用語 (6件)： TiO2 ,  日焼け止め ,  化粧水 ,  水酸化 ,  水泳プール ,  薬剤