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J-GLOBAL ID:201202249430951560   整理番号:12A0834198

六方晶フェライト:ヘキサフェライトセラミックの合成,特性,および応用のレビュー

Hexagonal ferrites: A review of the synthesis, properties and applications of hexaferrite ceramics
著者 (1件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 1191-1334  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: E0638A  ISSN: 0079-6425  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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1950年代の発見以来,六方晶フェライトにおける興味は増している。これらは,世界的に生産されている全磁性材料の大半を占め,商業的にも技術的にも非常に重要な材料となっている。ヘキサフェライト族の重要な要素を以下に示す。ここで,Me=小さな2+イオン,例えば,コバルト,ニッケル,または亜鉛である。:・M型フェライト,例えば,BaFe12O19。・Z型フェライト(Ba3Me2Fe24O41)。・Y型フェライト(Ba2Me2Fe12O22)。・W型フェライト(BaMe2Fe16O27)。・X型フェライト(Ba2Me2Fe28O46)。・U型フェライト(Ba4Me2Fe36O60)。最もよく知られている六方晶フェライトは,二価カチオンとしてバリウムやコバルトを含んだものであるが,これらの多くの変化したもの,そして(置換あるいはドープされた)他のカチオンを含むヘキサフェライト,特にストロンチウム,亜鉛,ニッケル,およびマグネシウムが含まれるM,W,Z,Y型フェライトも議論される。ヘキサフェライトは全てフェリ磁性材料であり,磁性は本質的にその結晶構造と関連している。これらは全て,自発磁化が結晶構造内で優先配向性を持つ,結晶磁気異方性を持っている。ここでは,フェライトの構造,合成,固体化学,および磁気的性質が議論されている。近年,より新奇な応用を期待されて,ヘキサフェライトに対する関心が急増している。これは,特に,マイクロ波/GHz帯の周波数での携帯電話やワイヤレスコミュニケーション用電子部品,電磁波吸収材,および複合材料に当てはまる。また,ナノテクノロジー,ナノファイバー開発および繊維配向やアライメントの影響,およびカーボンナノチューブとの複合に対して関心が高まっている。最も胸躍らせる開発の一つは,単相の磁気電気/マルチフェロイックヘキサフェライトの発見である。いくつかのM,Y,Z,およびU型フェライトは,室温マルチフェロイックとして特徴付けられており,ここで議論されている。また,これら全ての鍵となる領域の現在の開発が,本レビューで詳細に議論されている。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
分類
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セラミック・磁器の性質  ,  磁性材料  ,  酸化物結晶の磁性  ,  金属酸化物及び金属カルコゲン化物の結晶構造 
タイトルに関連する用語 (4件):
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