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J-GLOBAL ID:201202249510166090   整理番号:12A0250143

スクワラインを基盤とした予想外のハロゲン効果に由来する高輝度近赤外蛍光発色団

Bright Near-Infrared Fluorophores Based on Squaraines by Unexpected Halogen Effects
著者 (3件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 164-167  発行年: 2012年 
JST資料番号: H0127B  ISSN: 1433-7851  CODEN: ACIEAY  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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一連のスクワライン染料(I)を合成し,それらが900nm<の近赤外領域に蛍光発色特性を持ち,それにハロゲン置換基が深色シフト効果を発揮することを明らかにした。スクエア酸とマロノニトリルを縮合して得られるジシアノビニル化合物を,倍モルの2-メチルインドリウム-もしくは4-メチルキノリニウム類と縮合し,最高収率78%でIを合成した。最長(吸収)λ<sub>max</sub>=900nm,(発光)λ<sub>em</sub>=922nmであった。またIの蛍光量子収率Φ<sub>em</sub>は,非置換体における0.37から0.58へと上昇した。ハロゲン置換による深色効果の序列は,(H)<Cl<Br<Iであった。この効果は,ハロゲンから発色団への電子密度の移動に由来すると推定した。
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分類 (7件):
分類
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シクロブタン系  ,  脂肪族ケトン  ,  ピロールの縮合誘導体  ,  キノリン,イソキノリン  ,  脂肪族ニトリル・イソシアニド  ,  芳香族単環ハロゲン化合物  ,  アルケン 
物質索引 (8件):
物質索引
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