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J-GLOBAL ID:201202249530672048   整理番号:12A0239604

液体クロマトグラフィーと蛍光検出前の乾燥つる果実中オクラトキシンAのベシクル集合体に基づく無溶媒マイクロ抽出

Vesicular aggregate-based solventless microextraction of Ochratoxin A in dried vine fruits prior to liquid chromatography and fluorescence detection
著者 (3件):
資料名:
巻: 89  ページ: 377-382  発行年: 2012年01月30日 
JST資料番号: E0324A  ISSN: 0039-9140  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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乾燥ブドウ実中オクラトキシンA(OTA)定量のための簡単,迅速,安価で環境に対応した試料処理法を開発するために,無溶媒マイクロ抽出法を提案した。目的は,相も変わらず大量の溶媒を使う抽出に続けて,高価で,再使用できず,貯蔵安定性が限られる免疫アフィニティー収着剤を使うクリーンアップを利用する従来の試料処理法の代替法を作ることである。本法は300mgの乾燥ブドウ実小分け試料を,デカン酸/デカン酸テトラブチルアンモニウムベシクルからなる400μLの超分子溶媒(SUPRAS)と撹拌する。次いで,この試料を15min遠心分離し,抽出物中OTAを液体クロマトグラフィー/蛍光検出によって,溶媒を使う検量線をもとに定量した。抽出物の稀釈もさらなるクリーンアップ段階をも必要としない。OTAの定量は妨害を受けず,回収率は95%と101%の間にある。相対標準偏差(RSD)で表した本手法の精度は約3%である。定量限界(5.3μgkg-1)はEU指令による乾燥ブドウ実中OTAに確立した閾値(10μgkg-1)より低い。小分け試料の代表性は証明された。この方法をCordoba(スペイン南部)の地方スーパーマーケットで買い求めた多くの乾燥ブドウ実(スルタナス類とマスカット類)の分析に成功裡に適用した。分析した試料のどれにもOTAは検出されなかった。この無溶媒試料処理は,OTAの迅速で簡単なマイクロ抽出法であり,精確で高精度なデータをもたらし,研究室において環境に優しい方法の領域を広げる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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有機化合物のクロマトグラフィー,電気泳動分析  ,  食品の汚染  ,  抽出 

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