抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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磁場中においてアクアゲル分子ー水界面は微視的にランダムな方向を向いているが,磁場による分極電荷に与えるローレンツ力の反転非対称性により吸着水や束縛水に巨視的な磁気誘電効果が期待される。しかしながら,これまで磁場中においてアクアゲルの誘電特性の測定例がなかった。本研究では,水を挟むコンデンサーにより構成されるラジオ波発振回路の発振周波数の磁場効果から誘電率の磁場依存性を解析した。その結果,10Tにおいて数%~10%もの誘電率増加が観測された。今後は異方性を調べるためブリッジバランス法による測定が望まれる。