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J-GLOBAL ID:201202249570080038   整理番号:12A1459269

離乳豚における腸の形態学,特定の微生物集団,揮発性脂肪酸濃度及び免疫遺伝子発現に及ぼすキトオリゴ糖添加の影響

The effect of chitooligosaccharide supplementation on intestinal morphology, selected microbial populations, volatile fatty acid concentrations and immune gene expression in the weaned pig
著者 (5件):
資料名:
巻:号: 10  ページ: 1620-1626  発行年: 2012年10月 
JST資料番号: W1725B  ISSN: 1751-7311  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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28日齢の平均体重9.1kgの子豚28頭を無作為に4群に分け,対照飼料[キトオリゴ糖(COS)0ppm],対照飼料に5~10kDaのCOSを添加したもの,対照飼料に10~50kDaのCOSを添加したもの及び対照飼料に50~100kDaのCOSを添加したもの(飼料中のCOS添加量はいずれも250mg/kg)を8日間与えた後,屠殺した。形態学的検査のため,十二指腸,空腸及び回腸から組織試料を採取し,近位結腸から消化器内容物を採取して乳酸桿菌属及びEscherichia coliの集団個体数を測定し,また盲腸及び近位結腸から消化器内容物を採取して揮発性脂肪酸(VFA)を測定した。結腸組織における特定のサイトカインの遺伝子発現量を調べた。各種分子量のCOSの飼料添加は,離乳後の期間中(0~8日)のブタの成長成績には有意な影響を与えなかったが,対照と比較して糞便スコアに有意な減少を認めた。10~50kDaのCOSの添加により,対照と比較して十二指腸及び空腸における絨毛高が有意に高くなり,また絨毛高:陰窩深比が有意に大きくなった。5~10kDaのCOSの添加により,対照と比較して結腸における乳酸桿菌属及びE.coliが有意に減少し,また消化器内容物中の酢酸及び吉草酸量が有意に減少した。各種分子量のCOSの飼料添加は,IL-6,IL-8及びIL-10の発現に有意な影響を与えなかった。以上の結果から,低分子量の5~10kDaのCOSが抗菌活性を有すること,またより高分子量の10~50kDaのCOSが腸構造の強化に最適であることが分かった。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
豚  ,  特殊飼料  ,  腸 

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