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J-GLOBAL ID：201202249604671685   整理番号：12A0657521

Ti(IV)化合物の細胞毒性は血清蛋白質とは無関係である

Cytotoxicity of a Ti(IV) compound is independent of serum proteins

著者 (5件)： TINOCO Arthur D. (Harvard Univ., MA) ,  THOMAS Horatio R. (Harvard Univ., MA) ,  INCARVITO Christopher D. (Yale Univ., CT) ,  SAGHATELIAN Alan (Harvard Univ., MA) ,  VALENTINE Ann M. (Harvard Univ., MA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 13  ページ： 5016-5021  発行年： 2012年03月27日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本稿では,Ti(IV)化合物の活性におけるリガンドの重要性を明らかにし,Ti(IV)を基にした抗癌剤の開発に向けての特異的方法を示す。著者らは,分化研究と質量分析法による生物学的利用能測定により様々なリガンド化合物の細胞毒性を試験した。これらの研究より,N,N’-ジ(o-ヒドロキシベンジル)エチレンジアミン-N,N’-二酢酸(HBED)のTi(IV)化合物はA549肺癌細胞に対して細胞毒性であることが分かった。血清蛋白質はTi(IV)化合物の活性に関与しているが,これらの相互作用は,〔TiO(HBED)〕-活性に役割を果たしていないことが分かった。化合物の特性は活性に必要なリガンド特性を明らかにした。これらの知見はTi(IV)化合物の生物活性にリガンドの重要性を立証し,次世代のTi(IV)化合物の抗癌剤を開発するための洞察を提供し,ユニークな候補抗癌剤として〔TiO(HBED)〕-を示す。

シソーラス用語： *チタン化合物 ,  *細胞毒性 ,  血清タンパク質 ,  *抗腫瘍薬 ,  細胞分化 ,  質量分析 ,  バイオアベイラビリティ ,  分子 ,  A549細胞 ,  *肺腫瘍 ,  生物活性 ,  *製品開発 ,  フェノール類 ,  アミノアルコール ,  アミノカルボン酸 ,  ジアミン ,  第三アミン
準シソーラス用語： リガンド類 ,  *医薬品開発

分類 (2件)： 抗腫よう薬の基礎研究  (GW16010A) ,  研究開発  (GU01040N)

物質索引 (2件)： エチレンジアミン-N,N′-二酢酸 ,  HBED

タイトルに関連する用語 (3件)： Ti ,  細胞毒性 ,  血清蛋白質