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J-GLOBAL ID:201202249625483900   整理番号:12A1187371

天然ゴムラテックス/キトサンブレンド物中の界面相互作用に関する検討

Studies on the Interfacial Interaction in Natural Rubber Latex/Chitosan Blends
著者 (2件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 793-812  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: T0475A  ISSN: 0169-4243  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本検討では,マレイン酸無水物(MA)を用いて天然ゴム(NR)/キトサン(CS)系の相溶性を検討した。MAがCSと共にNRと反応し得る,と報告されているので,優れた界面接着を有しそして機械的性質を改善するという場合には,MAがNR/CS系の有効な相溶化剤として作用すると期待された。キトサンは溶液流延法によって天然ゴムラテックスと上手くブレンドされてきた。そのブレンド物は,DSC,モルホロジーやFTIR検討から適合しないことが見付かっていた。ブレンド物の吸水はキトサン%と共に増加していた。調合はキトサンの熱特性を改良した。ブレンド試料は増強した機械的性質を示していた。機械的性質の検討から,2つの相間には良好な接着が在る,ことを見付けた。その界面接着は,NRとCSのカルボキシルおよびアミノ基間の界面相互作用に起因し,また圧縮過程でのNRの熱架橋に起因していた。結合したゴムと未溶解キトサンから,ブレンド物中のその相間に幾らかの界面相互作用が在り,また熱架橋が140°Cでの圧縮過程で起っていた。MAで相溶化されたブレンド物は,良好な熱安定性と機械的性質を示していた。結合したゴムの比率増加,高い引張強さそして高い分解の活性化エネルギーが,NRとCS両方とMAの相互作用を確証していた。全体的な物性の改善から,MAがNR/CSブレンド物用の有効な反応性相溶化剤として使用できる,ことを示唆していた。
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分類 (4件):
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ゴム  ,  その他の性質・試験  ,  多糖類  ,  高分子と低分子との反応 
タイトルに関連する用語 (2件):
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