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J-GLOBAL ID：201202249696319737   整理番号：12A0543910

分別したリグニンとポリ(塩化ビニル)から成るポリマブレンドの調製とキャラクタリゼーション

Preparation and Characterization of Poly (vinyl chloride) Polyblends with Fractionated Lignin

著者 (4件)： YUE Xiaopeng (South China Univ. Technol., Guangzhou, CHN) ,  CHEN Fangeng (South China Univ. Technol., Guangzhou, CHN) ,  ZHOU Xuesong (South China Univ. Technol., Guangzhou, CHN) ,  HE Guangjian (South China Univ. Technol., Guangzhou, CHN)
資料名： International Journal of Polymeric Materials  (International Journal of Polymeric Materials)
巻： 61  号： 1-4  ページ： 214-228  発行年： 2012年01月 
JST資料番号： E0723A  ISSN： 0091-4037  CODEN： IJPMCS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ポリ塩化ビニル(PVC)とのブレンドに及ぼすリグニンの不均一性の影響を研究するために,工業用ソーダリグニン(SL)を逐次的溶解/沈殿法によりLA,LB,LCの三画分に分別した。GPCで求めた平均分子量はLA<LB<SL<LCの順であった。DSCによるガラス転移点はLA,LB,LCの順に高かった。2,5~10phrの各画分と可塑化PVCを溶液混合してブレンドを調製した。5phrのリグニンを含むブレンドのレオロジー特性をブレンド前のPVC対照試料と比較した。低分子量のLA及びLBの添加はブレンドに熱加工のために有利な対照PVCよりも低い溶融粘度を与えたが,LCは逆の不利な効果を示した。引張及び衝撃試験によりブレンドの機械的性質を比較した。適当量のLA及びLBの存在はブレンドの性質を向上させたが,LC及びSLの存在はブレンドの性質の低下を導いた。SEMによってPVCマトリックス中での分散性もまたLA>LB>LCの順であることが分かった。

シソーラス用語： *単離リグニン ,  *ポリ塩化ビニル ,  分離 ,  画分 ,  *ポリマブレンド ,  ガラス転移点 ,  レオロジー ,  粘度 ,  引張強さ ,  衝撃強さ
準シソーラス用語： アルカリリグニン ,  分別 ,  溶融粘度

分類 (3件)： 動植物,微生物のその他の産生物質  (CF10090R) ,  木材化学  (FF05040V) ,  機械的性質  (YH02022L)

タイトルに関連する用語 (6件)： 分別 ,  リグニン ,  塩化ビニル ,  ポリマブレンド ,  調製 ,  キャラクタリゼーション