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J-GLOBAL ID:201202249734645945   整理番号:12A1289213

HEK293細胞におけるシトリニン誘引アポトーシスに及ぼすMonascus purpureus NTU568から単離されたデフェリコプロゲンの予防効果

Protective Effect of Deferricoprogen Isolated from Monascus purpureus NTU 568 on Citrinin-Induced Apoptosis in HEK-293 Cells
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巻: 60  号: 32  ページ: 7880-7885  発行年: 2012年08月15日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Monascus種は,何千年もの間アジアの国々で,色鮮やかにたやすく保存できる食品を作るために使われてきた。最近Monascusによって発酵された米(これは赤かび米(RMR)としてよく知られているものである)が,抗高脂血効果,疲労回復作用,アルツハイマー病に対する神経予防特性,肥満予防,発癌または腫瘍進行の予防のような,いろいろな生体活性機能を持っていると報告されている。この研究において,シトリニン(CT)の腎毒性を最小にできる赤かび米の抗酸化性物質を調査した。この研究を実施するに当たり,筆者らはMonascus purpureus NTU568を用いて発酵された米から,デフェリコプロゲン(DFC)という抗酸化性成分を精製するために,化学的装置と生物活性分析法を組合せた。ヒトの胚性腎(HEK-293)細胞に及ぼすCTの細胞損傷に対するDFCの予防効果を調べるために,いくつかの実験を計画した。DFCはNMRと質量分析法(MS)によって,Monascus purpureus中の抗酸化物質であるジメルム酸によく似ていると特定された。DFCのフリーラジカル捕食性活性を,DPPH法で調べた。CTが50と100μグラムの場合,DFCの50μグラムであまり効果は大きくなかったが,100μグラムで処理すると,その効果は非常に大きかった。CT誘引細胞死のDFCによる減少を調べ,CT100μグラムと(CT100μグラム+DFC100μグラム)を比較し,細胞死を60%減少させた。CT誘引カスパーゼ活性のDFCによる減少を調べ,カスパーゼー3及びカスパーゼ9の活性化によるようなCT誘引細胞死に至らせることを防ぐ潜在的効果があるようである。
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分類 (2件):
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細胞生理一般  ,  微生物の生化学 
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