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J-GLOBAL ID:201202249885346559   整理番号:12A1222743

中国の海産魚中のポリ塩化ビフェニル(PCBs):レベル,分布とリスク評価

Polychlorinated biphenyls (PCBs) in marine fishes from China: Levels, distribution and risk assessment
著者 (6件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 944-949  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: E0843A  ISSN: 0045-6535  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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中国東部の,大連,天津,チンタオ,上海,チョウシャン,温州,福州,泉州と厦門を含む9つの海岸都市からの大きなキグチ(Pseudosciaena crocea)とマナガツオ(Pampus argenteus)の筋肉組織のポリ塩化ビフェニル(PCB)濃度を分析した。36PCB同族体を魚で定量し,その11同族体はダイオキシン類PCBsであった。本研究の全PCB濃度は,世界的範囲の低限で,中国でPCBsの少ない使用と短い消費歴と関係しているようであった。PCB18,29,52,66,101,104,138,153,180と194は,魚試料中で検出した主要な成分であった。回帰分析は,全ダイオキシン類PCBsと全PCB濃度との間に強い正相関(R<sup>2</sup>=0.800;p<0.001)を示し,そして,全PCB濃度が全ダイオキシン類PCB濃度の変動の80%を説明することを示した。調べた種間で全PCBsの著しく高い濃度をマナガツオよりキグチで検出し,これは摂餌と生活習慣の違いによるようであった。都市間で全PCB濃度に有意な差異が見られず,PCB分布の主成分分析(PCA)は,PCB汚染が試料採取地域の同じような汚染源からきたもので,大連と温州では多分他のPCB源があることを示した。低消費グループと高消費グループに基づく2つの種の計算した発癌リスク(CRs)は10<sup>-6</sup>より大きく,魚消費によるダイオキシン類PCBsの毎日の曝露は,100万分の1より高い生涯発癌リスクを生じることを示唆した。これに対して,非発癌リスクの危険指数はすべて1未満であった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の汚染原因物質  ,  食品の汚染  ,  動物に対する影響 
物質索引 (10件):
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