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J-GLOBAL ID:201202249927327878   整理番号:12A0676374

タバコ属におけるキノリン酸ホスホリボシルトランスフェラーゼ(QPT)遺伝子ファミリーの構造及び発現

Structure and expression of the quinolinate phosphoribosyltransferase (QPT) gene family in Nicotiana
著者 (6件):
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巻: 188-189  ページ: 102-110  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: C0945B  ISSN: 0168-9452  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アイルランド (IRL)  言語: 英語 (EN)
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傷害誘導型ピリジンアルカロイドの合成はタバコ属種の特徴を示している。酵素キノリン酸ホスホリボシルトランスフェラーゼ(QPT)は,NAD(P)(H) 合成を可能にする遍在的役割に加えて,アルカロイド合成前駆体の可用性の容易化で重要な役割を果たす。本研究は,N. tabacumの一部の品種は父方祖先種にのみに由来するQPTゲノム関与をもつが,両方の二倍体祖先種由来のゲノムQPT配列が保持されている多くの他のN. tabacum品種についてのケースではそうではないことを示す。本研究は,QPTは N. tabacumだけでなく,そのモデル祖先種Nicotiana sylvestris Speg.及びComes及びN. tomentosiformisのみならず二倍体種Nicotiana glauca Grahamにおける重複遺伝子(QPT1及び QPT2)によってコード化されることも報告する。本研究は,N. tabacum QPT1遺伝子が機能QPT蛋白質もコード化することを示す。本研究は,QPT2はN. tabacumにおけるアルカロイド及び非アルカロイド合成組織の両方に存在する優勢転写産物であり,QPT1及びQPT2両方のプロモータ領域は生殖組織でGUS活性を産み出すことができる。試験したN.tabacum及びいくつかの他のタバコ属種では,QPT2転写産物濃度は傷害又はジャスモン酸メチル処理の後に増加するが,QPT1転写産物濃度はこれらの処理によってほとんど変化しない。N.tabacum由来QPT2-プロモータ配列をもつ転写因子,特異的ERF型及びMYC2-bHLHの間の機能的相補作用に関係する公表された研究結果を合わせると,本研究結果は,QPT遺伝子ファミリーの両方のメンバーはアルカロイド産生性及び非産生性組織の両方における転写産物プールに関係するが,それはタバコ属全体の種における誘導性防御ピリジンアルカロイド合成に関連して制御されるQPT2であることを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素生理  ,  遺伝子発現 
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