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J-GLOBAL ID：201202249970767830   整理番号：12A1604123

二層カーボンナノチューブで充填された一方向性CFRP複合材料の加工と電気特性評価

Processing and electrical characterization of a unidirectional CFRP composite filled with double walled carbon nanotubes

著者 (5件)： EL SAWI Ihab (Dep. of Mechanical and Industrial Engineering, Ryerson Univ., 350 Victoria Street, Toronto, ON, Canada M5B 2K3) ,  EL SAWI Ihab (Inst. Clement Ader, Univ. de Toulouse, 133 C Avenue de Rangueil, 31077 Toulouse, Cedex 4, FRA) ,  OLIVIER Philippe A. (Inst. Clement Ader, Univ. de Toulouse, 133 C Avenue de Rangueil, 31077 Toulouse, Cedex 4, FRA) ,  DEMONT Philippe (Inst. Carnot CIRIMAT, Univ. de Toulouse, 118 route de Narbonne, 31062 Toulouse Cedex 9, FRA) ,  BOUGHERARA Habiba (Dep. of Mechanical and Industrial Engineering, Ryerson Univ., 350 Victoria Street, Toronto, ON, Canada M5B 2K3)
資料名： Composites Science and Technology  (Composites Science and Technology)
巻： 73  ページ： 19-26  発行年： 2012年11月23日 
JST資料番号： H0433A  ISSN： 0266-3538  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： カーボンナノチューブは,構造的かつ導電性複合材料に対して潜在用途を有する新たに発現した多機能材料を代表している。本報では,高い炭素繊維体積含有量を有する一方向性炭素繊維強化ポリマ(CFRP)に於いて二層カーボンナノチューブ(DWCNT)を組合せるための適切な技法を提示した。その結果,積層体の電気伝導率対温度は非線形変化に従っており,それはゆらぎ誘起トンネル効果伝導性(FITC)モデルにより上手く描くことができた。CFRP/DWCNT用およびDWCNT無しのCFRP用に本モデルのパラメータを,実験データの最適適合曲線を使って決定した。本検討から,DWCNTが積層厚さを通して導電度に強く影響力を持っている,ことが分った。しかし,複合材料積層体の他の2つの基本原則方向に於いて測定された電気伝導率に及ぼす有意な効果は存在しなかった。その上,炭素繊維の電子伝導機構がFITCによって支配されている,ことを見付けた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *繊維強化プラスチック ,  *カーボンナノチューブ ,  *ナノ構造 ,  多機能性添加剤 ,  *電気的性質 ,  ゆらぎ ,  *トンネル効果 ,  導電性 ,  炭素繊維 ,  体積率 ,  電気伝導率 ,  温度依存性 ,  非線形性 ,  最適化 ,  曲線あてはめ ,  *炭素繊維強化プラスチック
準シソーラス用語： *CFRP ,  *一方向材 ,  *二層カーボンナノチューブ

分類 (4件)： 界面の電気的性質一般  (BM03081H) ,  強化プラスチックの成形  (YH04060J) ,  炭素とその化合物  (YB02060D) ,  その他の紡糸・製糸  (YM03050G)

タイトルに関連する用語 (6件)： 二層カーボンナノチューブ ,  向性 ,  CFRP ,  複合材料 ,  電気特性 ,  評価