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J-GLOBAL ID：201202249980492473   整理番号：12A0385554

次代を拓く 工業材料キーワード40 超臨界流体の応用技術-プラスチックの合成とリサイクルへの応用-

著者 (2件)： 岡島いづみ (静岡大) ,  佐古猛 (静岡大)
資料名： 工業材料  (Engineering Materials)
巻： 60  号： 1  ページ： 54-55  発行年： 2012年01月01日 
JST資料番号： F0172A  ISSN： 0452-2834  CODEN： KZAIA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 超臨界流体は液体的なそして気体的な両性質を併せ持っており,物性値は温度や圧力を変えて連続的に変えることができる。臨界温度が低いCO₂は溶解力が大きく,臨界温度が高い水やメタノールは分解力が大きくなる。亜臨界流体は臨界温度以下で飽和蒸気圧以上の液体であり,現在使用されている亜臨界流体は亜臨界水であり加水分解力が大きく,プラスチックやバイオポリマを原料まで選択的に分解できる。本稿では,著者等の行っている材料関連の亜臨界・超臨界流体利用技術を,「超臨界アルコールを用いるCFRPのリサイクル」(ビスフェノールA型エポキシ樹脂のCFRPを超臨界メタノールで処理する実証実験中)と「超臨界二酸化炭素を溶媒としたポリマの重合」(無害な超臨界CO₂による直接肌に触れる用途のポリアクリル酸の重合)に関して紹介した。

シソーラス用語： *超臨界流体 ,  *応用研究 ,  *二酸化炭素 ,  *可溶性 ,  *超臨界水 ,  脂肪族アルコール ,  *加水分解 ,  臨界温度 ,  プラスチック ,  生体高分子 ,  選択性 ,  技術 ,  繊維強化プラスチック ,  ビスフェノールAエポキシ樹脂 ,  リサイクル ,  溶媒 ,  ポリアクリル酸 ,  炭素繊維強化プラスチック ,  *溶解性 ,  *超臨界二酸化炭素
準シソーラス用語： CFRP ,  バイオポリマ ,  *亜臨界水 ,  重合溶媒 ,  *超臨界CO2 ,  利用技術

分類 (5件)： 抽出  (XD02030B) ,  資源回収利用  (SC05060V) ,  強化プラスチックの成形  (YH04060J) ,  単独重合  (CG04020S) ,  アクリル樹脂  (YH07110K)

物質索引 (1件)： メタノール

タイトルに関連する用語 (6件)： 工業材料 ,  キーワード ,  超臨界流体 ,  応用 ,  プラスチック ,  リサイクル