文献
J-GLOBAL ID:201202250011331304   整理番号:12A0682481

軸受レース製造のクロスプレーン品質管理コンセプト

Cross-plane quality control concept of the bearing ring production
著者 (3件):
資料名:
巻: 43  号: 1/2  ページ: 37-41  発行年: 2012年01月 
JST資料番号: C0781A  ISSN: 0933-5137  CODEN: MATWER  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
軸受レース製造プロセスのために開発されたクロスプレーン品質管理法を議論した。本報では製造プロセスの最後の方のプロセス,すなわち,切削,オーステナイト化のための加熱,焼入れに特定する。ここで,切削,加熱,焼入れプロセスをサブプロセスと定義する。品質管理のコンセプトは3つのレベルからなる。第1のレベルでは,クロスプレーンコントローラが,プロセスがスタートする前に全製造プロセスを通して繰返し最適化を行う。これは目的とする品質特性(真円度,肉厚偏差)を計算するためである。2番目のレベルはニアプロセス制御からなる。ニアプロセス制御は3番目の制御レベル,すなわち,インプロセス制御に対する動作変数を決定する。動作変数は,プロセスパラメータで,ポストプロセスまたはその場測定によって得られた品質特性から求められる。3番目のインプロセス制御は各サブプロセスに対して制御する。そのインプット値は目的とするプロセスパラメータである。ところで,軸受レース製造のためのクロスプレーン品質管理法は,各プロセスの目的関数の和を最小化することである。この目的関数は,プロセスパラメータ,要求事項(製造期間・要求エネルギなど),品質特性(真円度・肉厚偏差)の関数である。そのとき,切削サブプロセスではクランピングで生じる弾性変形による肉厚の偏差を避けるためのツールで切削深さをインプロセスで制御することを考慮する。加熱サブプロセスではリング外側の非対称加熱を制御する。焼入れサブプロセスでは非対称なガス流れ場を実現するガス焼入れ装置の制御を考慮する。以上のことを背景に,焼入れプロセス制御のプロセスモデルを作り,実験を行った。加熱前,焼入れ前,焼入れ後の形状測定結果に基づいてフーリエ空間で楕円度,三角度を予測値と比較したところ,大きなバラツキが見られた。プロセスモデルを改良する更なる努力が必要であることがわかった。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
軸受  ,  品質管理  ,  品質管理  ,  熱処理技術 
タイトルに関連する用語 (3件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る