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J-GLOBAL ID：201202250012389152   整理番号：12A0368364

振動場における粒状体の挙動に関する実験的研究

EXPERIMENTAL RESEARCH ON BEHAVIOR OF SOIL PARTICLES IN OSCILLATORY FEILDS

著者 (2件)： 竹村弥生 (立命館大学大学院 理工学研究科総合理工学専攻) ,  建山和由 (立命館大学 理工学部建築都市デザイン学科)
資料名： 土木学会論文集 C(地圏工学)(Web)  (Journal of Japan Society of Civil Engineers, Ser. C (Geosphere Engineering) (Web))
巻： 68  号： 1  ページ： 127-137 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： U0104A  ISSN： 2185-6516  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 振動場における粒状材料の振動挙動とそれに与える振動条件や地盤条件の影響を解明する研究の一環として,室内振動実験を行った.実験では,粒子の接触状況を電気伝導を利用して測定する手法を採用した.この手法は,導電性を有する粒状体で供試体を作成し,これに振動を加えた際の供試体中の電気抵抗の変化を計測する手法である.粒子間の接触状況に応じて供試体の電気抵抗が変化するため,振動場における粒状体の挙動を把握することができる.実験結果を振動加速度,粒径の違いによって比較したところ,加速度が一定であれば振動数を変化させるより振幅を変化させるほうが,粒子のかみ合わせが外れ,粒子の相互移動が起こり易いということがわかった.また,粒子のかみ合わせの外れ易さは,粒子の粒径と振幅の比に依存することが明らかになった.(著者抄録)

シソーラス用語： *粒状材 ,  *振動試験 ,  接触 ,  加速度 ,  粒度依存性 ,  加速度依存性 ,  電気伝導 ,  *地盤沈下 ,  地震動 ,  電気抵抗率
準シソーラス用語： 固体接触 ,  振動加速度

分類 (1件)： 土の圧縮,圧密,せん断,地盤沈下  (RA03050P)

引用文献 (4件)：

• 1) 岡二三生:土質力学,朝倉書店,p. 168, 2003.
• 2) 地盤工学会編:地盤工学ハンドブック,pp. 1303-1304,1999.
• 3) 岡本舜三, 伯野元彦:動荷重を受ける砂粒子の接触圧変化について,土と基礎,Vol. 12,No. 10,pp. 37-44,1964.
• 4) 増井久,福本武明,藤代浩二,斉藤章人:礫質土のふるい引き上げ方式による最小密度試験法の提案,土木学会論文集,No. 715/III-60, pp. 369-374, 2002.9.

タイトルに関連する用語 (3件)： 粒状体 ,  挙動 ,  実験的研究