抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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温度制御は,発熱量または冷却能力を変えることによって行われ,完成した技術と言えるが,廃熱利用など,発熱量を任意に変えることが困難な場合がある。外側の水槽の中には小型の水槽が設けられている,二重の水槽の温度制御実験で,温度センサの検出値に応じて,バブリングをON/OFFした。温度Tsを設定し,その温度を超えるとスイッチがOFF,その温度以上になるとスイッチがONする。内側の水槽内水温T4を制御対象とし,このT4に応じてバブリングをON/OFFした。異なる加温水温度に対しても,制御対象温度は設定温度に対しても,制御対象温度は設定温度に対して,一定の関係を保って変化し,温度制御が可能であることが示された。設定温度と制御対象温度の差異は,バブリングのON/OFFに対する伝熱状況の変化の時間遅れなどによるものと考えられる。本方法によれば,1本の温排水または温排ガス配管に廃熱利用ユニットを直列に設置し,それぞれのユニットに対して温度制御を行うことも可能である。