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J-GLOBAL ID:201202250087829301   整理番号:11A1965270

鼻粘液性炎症の走査型電子顕微鏡による,IL-12,IL-4の血清中濃度および病理学的変化

Serum levels of IL-12,IL-4 and pathologic changes by scanning electron microscope of nasal mucous inflammation
著者 (2件):
資料名:
巻: 24  号: 20  ページ: 913-917  発行年: 2010年 
JST資料番号: C2442A  ISSN: 1001-1781  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 中国 (CHN)  言語: 中国語 (ZH)
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【目的】インターロイキン4,インターロイキン-12の血清中濃度を検出して,Th1およびTh2細胞関係を解明,比較した。アレルギー性鼻炎(AR),鼻ポリープ(CRSwNP)を伴う慢性鼻副鼻腔炎,鼻ポリープ(CRSsNP)のない慢性鼻副鼻腔炎および鼻中隔偏位(NSD)を有する患者の鼻粘膜の表面構造も観察して,病理学的変化特性および規則性を得た。【方法】インターロイキン4,インターロイキン-12の血清中濃度を,ELISA法方法によって検出した。中央の鼻甲介の側方上の4つの鼻粘膜を,4人の患者からサンプリングして,走査型電子顕微鏡によって観察した。【結果】ARおよびNSD群のインターロイキン4のレベルは,健常対照群のものよりかなり高かった(P<0.01)。CRSwNPおよびCRSsNP群のインターロイキン4およびインターロイキン-12のレベルは共に,健常対照群のものより高かったが(P<0.01またはP<0.05),それらの間で,インターロイキン4およびインターロイキン-12レベルの違いは全く見つからなかった(P>0.05)。著者らの観察において,種々の程度を有する2つのポイントの規則性が存在した:1つは繊毛の欠如;2つ目は,細胞結合での細胞性分離が明らかで,細胞損失も存在することであった。【結語】NSDを有する患者において,ARと同様の,Th2パターンに対する免疫学的偏位が存在した。多動性を有するTh1およびTh2は,CRSwNPおよびCRSsNPの慢性炎症プロセスに関与していた。4種類の鼻炎を有する患者の線毛円柱細胞の病理学的変化より,鼻異常を矯正するための,洞灌注,多剤抗生物質,局所的ステロイドスプレー,またを抗ヒスタミン剤,並びに鼻手術などの包括的治療を採用する必要があることが示唆した。そしてそれは,鼻粘膜炎症の発生および拡大を効果的に防ぐ。Data from the ScienceChina, LCAS. Translated by JST
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分類 (1件):
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耳鼻咽喉科学一般 

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