文献

J-GLOBAL ID：201202250198289845   整理番号：12A0607306

架橋したPEDOT誘導体の合成,電解重合とキャラクタリゼーション

Synthesis, electropolymerization and characterization of a cross-linked PEDOT derivative

著者 (5件)： ARIAS-PARDILLA Joaquin (Universidad Politecnica de Cartagena, Cartagena, ESP) ,  GIMENEZ-GOMEZ Pablo A. (Universidad Politecnica de Cartagena, Cartagena, ESP) ,  DE LA PENA Alejandro (Universidad Complutense de Madrid, Madrid, ESP) ,  SEGURA Jose L. (Universidad Complutense de Madrid, Madrid, ESP) ,  OTERO Toribio F. (Universidad Politecnica de Cartagena, Cartagena, ESP)
資料名： Journal of Materials Chemistry  (Journal of Materials Chemistry)
巻： 22  号： 11  ページ： 4944-4952  発行年： 2012年03月21日 
JST資料番号： W0204A  ISSN： 0959-9428  CODEN： JMACEP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 3,4-エチレンジオキシチオフェン(EDOT)をビルディングブロックに新しいπ共役高分子を電解重合し,性質を測った。単量体は2,2′,3,3′-テトラヒドロ-2,2′-ビチエノ[3,4-b][1,4]ジオキシンで,EDOT部で架橋した。連続電圧走査か定アノード電流で高分子膜とし,FTIRで構造解析した。電解重合体の還元後の質量と重合電荷の関係から消費電量の生産性が測れ,サイクリックボルタンメトリーで膜に貯蔵または輸送される電荷が比電荷で測れる。電解開始重合とともに起きて高分子鎖にプロトン化したものとしないものができる電極近辺の化学的重合は紫外可視吸収で追跡した。重合条件が変ると上記の生産性と比電荷は逆方向に変る。PEDOTとこの高分子とではEQCM測定で大差が出,後者は中性から酸化性の変化で可逆的陰イオン交換が優勢であるが,前者は陰イオン交換と陽イオン交換が混じり,エレクトロクロミズムも逆になる。耐熱性は似ている。

シソーラス用語： *高分子 ,  *電解酸化重合 ,  赤外吸収スペクトル ,  サイクリックボルタンメトリー ,  紫外可視吸収スペクトル ,  微量天秤 ,  電荷 ,  用量 ,  *生産性 ,  *比率 ,  化学酸化重合 ,  *陰イオン交換 ,  *陽イオン交換 ,  *エレクトロクロミズム ,  *耐熱性 ,  逆方向 ,  *ポリチオフェン ,  *架橋【高分子】
準シソーラス用語： EQCM【天秤】 ,  FTIRスペクトル ,  *π共役高分子 ,  消費量 ,  *比電荷

分類 (3件)： 重付加  (CG04040O) ,  チオフェンの縮合誘導体  (CF07075U) ,  高分子固体の物理的性質  (CG02024U)

物質索引 (1件)： 2,2′-ビ[2,3-ジヒドロチエノ[3,4-b]-1,4-ジオキシン]

タイトルに関連する用語 (5件)： 架橋 ,  PEDOT ,  誘導体 ,  電解重合 ,  キャラクタリゼーション