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J-GLOBAL ID：201202250211394769   整理番号：12A0534884

HFC制限によるモントリオール議定書の気候の恩恵の保護

Preserving Montreal Protocol Climate Benefits by Limiting HFCs

著者 (9件)： VELDERS Guus J.M. (National Inst. Public Health and the Environment(RIVM), Bilthoven, NLD) ,  RAVISHANKARA A.R. (National Oceanic and Atmospheric Administration(NOAA), CO, USA) ,  MILLER Melanie K. (Touchdown Consulting, La Hulpe, BEL) ,  MOLINA Mario J. (Univ. California, CA, USA) ,  ALCAMO Joseph (United Nations Environment Programme(UNEP), Nairobi, KEN) ,  DANIEL John S. (National Oceanic and Atmospheric Administration(NOAA), CO, USA) ,  FAHEY David W. (National Oceanic and Atmospheric Administration(NOAA), CO, USA) ,  MONTZKA Stephen A. (National Oceanic and Atmospheric Administration(NOAA), CO, USA) ,  REIMANN Stefan (Swiss Federal Lab. Materials Sci. and Technol.(Empa), Duebendorf, CHE)
資料名： Science  (Science)
巻： 335  号： 6071  ページ： 922-923  発行年： 2012年02月24日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： モントリオール議定書はおそらく最も成功している国際環境条約で,この条約に基づいて,例えばクロロフルオロカーボンやハイドロクロロフロオロカーボンなどのオゾン枯渇物質の消費と生産の地球規模での段階的廃止が進められている。ヒドロフルオロカーボン(HFC)は成層圏オゾン層を破壊しないが,長期的なオゾン枯渇物質と考えられている。しかし,HFCはモントリオール議定書では規制の対象となっていない。ほとんどのHFCは強力な温室効果ガスであるため,京都議定書では規制対象となっている。しかし,京都議定書は発展途上国のみに適用され,条約の期間も2008年~2012年までと短期間であるので,気候の恩恵は限定的である。HFCをモントリオール議定書に含めることで,この条約で既に達成されている気候の恩恵の保護を開始可能である。

シソーラス用語： *温室効果ガス ,  条約 ,  *地球温暖化 ,  国際協力 ,  *冷媒 ,  代替フロン ,  *フロン ,  自然保護 ,  *オゾン減少 ,  大気汚染物質 ,  オゾン層
準シソーラス用語： 京都議定書

分類 (1件)： 気圏環境汚染  (SB03020M)

タイトルに関連する用語 (4件)： HFC ,  制限 ,  モントリオール議定書 ,  気候