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J-GLOBAL ID：201202250239961502   整理番号：12A1304063

マクロ経済分析を考慮した住宅・建築物の低炭素化に向けた技術の普及方策と政策提言 4.ロードマップ策定に係る研究・調査の解説(2)低炭素化技術に関する限界削減費用分析

著者 (1件)： 田中宏昌 (日建設計総合研究所)
資料名： IBEC  (IBEC)
巻： 33  号： 3  ページ： 30-35  発行年： 2012年09月01日 
JST資料番号： G0755B  ISSN： 0389-2638  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 技術水準の動向調査及び施策パッケージ検討において,経済的効果を判断する指標として,何らかの対策で現状よりも追加的に削減する場合に要するコストである限界削減費用の分析を行った。まず,業務建築に関係が深い環境負荷低減技術として,高効率照明,高効率空調(冷温水発生機,ヒートポンプ),太陽光発電,コジェネレーションの5つの技術水準の推移を文献調査し,2010年から2050年までの10年毎の動向を設定した。次に,低炭素化技術に関する限界削減費用について,定義,検討条件,年代毎の低炭素化技術の設定値を解説した後,限界削減費用の試算結果を示した。その結果,技術の進展度合いを加味した計算で,低炭素化削減効果とそのためのコストの目安を示せることを示した。

シソーラス用語： 経済分析 ,  住宅 ,  建築物 ,  環境保全 ,  二酸化炭素 ,  排出量 ,  *建設技術 ,  環境政策 ,  行動計画 ,  *費用効果分析 ,  環境影響 ,  技術進歩 ,  事務所建築 ,  エネルギー消費 ,  太陽光発電 ,  照明器具 ,  空気調和装置 ,  コジェネレーション ,  エネルギー管理 ,  経時変化 ,  *長期予測 ,  *省エネルギー
準シソーラス用語： *低炭素化 ,  ロードマップ ,  *最小費用分析

分類 (2件)： 環境問題  (SA01020V) ,  建築設備一般  (RB06010V)

引用文献 (4件)：

• 1) 超長期エネルギー技術ロードマップ(経済産業省)
• 2) 技術戦略マップ2009(経済産業省、2009年)
• 3) 太陽光発電ロードマップ(PV2030+)報告書(NEDO、2009年)
• 4) 原単位管理ツール(ESUM)(省エネルギーセンター)

タイトルに関連する用語 (12件)： 住宅 ,  建築物 ,  低炭素化 ,  普及 ,  方策 ,  政策 ,  提言 ,  ロードマップ ,  研究 ,  調査 ,  限界削減費用 ,  分析