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J-GLOBAL ID:201202250266596166   整理番号:12A0667503

システムで必要なことはすべてUNIXから学んだ 第3回「UNIXを停止すること」

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資料名:
号: 259  ページ: 146-149  発行年: 2012年05月18日 
JST資料番号: L3952A  ISSN: 0916-6297  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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今回はUNIXを停止するときに起こる複雑なしくみを解説し,運用時の注意点を示す。UNIXの起動する場合の中心的役割はinitというプロセスが行うが,停止もinitが中心的役割を果たし,停止命令が発行されるとinitは,システム起動時とは逆の順番で停止の処理を実行する。UNIXはそのファイルシステムの特性から,正しい手順を踏んでシャットダウンしないとファイルやファイルシステムが壊れる。これは,UNIXがメモリキャッシュを使ってファィルヘのアクセスを高速化しているので,キャッシュの書き出しとファィルシステムの停止を正しく行わないと不整合が起こるためである。システムを確実に停止するためには,さまざまなメモリキャッシュやバッファを書き出して同期し,不整合が起きないようにしなければならない。UNIXの停止ではファィルシステムの整合性を取るために,アンマウントする前にsyncシステムコールを実行してメモリキャッシュを書き出す必要がある。高速化のためにライトバックモードにする場合は,必ずバッテリバックァップなど行い,停電時にも確実にシャットダウンできる環境でのみ設定すべきであり,また,UPSを設置する場合は,サーバと連動させる必要がある。
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分類 (1件):
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オペレーティングシステム 
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