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J-GLOBAL ID：201202250276161591   整理番号：12A0385766

等距離孔からのBragg回折格子を用いたナノファイバ

Nanofibers with Bragg gratings from equidistant holes

著者 (3件)： LE KIEN Fam (Univ. Electro-Communications, Tokyo, JPN) ,  NAYAK K.P. (Univ. Electro-Communications, Tokyo, JPN) ,  HAKUTA K. (Univ. Electro-Communications, Tokyo, JPN)
資料名： Journal of Modern Optics  (Journal of Modern Optics)
巻： 59  号： 3/4  ページ： 274-286  発行年： 2012年02月10日 
JST資料番号： D0250A  ISSN： 0950-0340  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 屈折率がファイバの断面内で周期的に変化する構造を持つファイバBragg回折格子(FBG)は,優れた光学特性を示すために,様々な構造を持つFBGに対して研究が盛んになされている。本論文では,等距離に並んだ孔を持つナノファイバからなるBragg回折格子の光学的性質について,理論的,および実験的に調べた結果を報告する。ここでは,このような構造を持つ単一回折格子および2つの回折格子からなるキャビティについて,反射係数と透過係数を解析的に求め,それを用いて数値計算を行った。その結果,このFGBの反射係数と透過係数は孔の構造特性(数,長さ,深さ),格子の空間周期,光の波長に強く依存することがわかった。また,反射係数と透過係数は,光の偏光ベクトルの孔に対する方向にも依存して変化することを見いだした。そのような偏光方向依存性が出現するのは,孔があることにより,回折格子の断面が円柱対称性を失ったことに起因している。

シソーラス用語： *回折格子 ,  *ナノファイバ ,  屈折率 ,  反射率 ,  透過率
準シソーラス用語： *Bragg回折格子 ,  ファイバBragg回折格子 ,  反射係数 ,  透過係数

分類 (1件)： 光デバイス一般  (BD06010L)

タイトルに関連する用語 (3件)： 等距離 ,  Bragg回折格子 ,  ナノファイバ