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J-GLOBAL ID：201202250285184847   整理番号：12A1681533

5%Crワークロールのオーステナイト化と焼入れ中のミクロ組織の変化

Microstructural Evolution during Austenitization and Quenching of a 5% Cr Work Roll

著者 (4件)： KANG Minwoo (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Yonsei Univ.) ,  JUNG Minsu (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Yonsei Univ.) ,  LEE Hyongjik (Technical Res. Lab., POSCO) ,  LEE Young-kook (Dep. of Materials Sci. and Engineering, Yonsei Univ.)
資料名： Materials Transactions  (Materials Transactions)
巻： 53  号： 11  ページ： 1915-1921 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： G0668A  ISSN： 1345-9678  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 実際のオーステナイト化と焼入れ条件および大きなロールサイズに基づき,5%Crワークロール鋼の炭化物溶解と相変態に及ぼす遅い加熱速度およびさまざまの冷却速度での長いオーステナイト化時間の効果を調べた。透過および走査電顕,膨張計および熱力学計算を用いた。ロール温度がオーステナイト化温度1173Kに達した時,以前から存在していた炭化物の溶解は加熱速度が100K/hと遅いためほぼ終了し,オーステナイトマトリックスは焼入れ前に1173Kで平衡化学成分であったと思われる。ロールの半径方向に沿って0.1~3.0Ks^-1の範囲の冷却速度で焼入れを行なった後は,ロールのコアはフェライト,パーライト,ベイナイトおよび未溶解炭化物を含み,表面はマルテンサイトと未溶解炭化物から成っていた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *ワークロール ,  オーステナイト ,  *焼入 ,  金属組織 ,  クロム含有合金 ,  加熱速度 ,  *相変態 ,  半径方向 ,  冷却速度 ,  フェライト組織 ,  パーライト ,  高炭素合金鋼 ,  炭化物 ,  溶解 ,  ニッケル含有合金 ,  モリブデン含有合金 ,  バナジウム含有合金 ,  分解
準シソーラス用語： *オーステナイト化

分類 (3件)： 圧延設備  (WC06040K) ,  熱処理技術  (WC03020T) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

引用文献 (21件)：

• 1) M. Hashimoto, T. Tanaka, T. Inoue, M. Yamashita, R. Kurahashi and R. Terakado: ISIJ Int. 42 (2002) 982–989.
• 2) S. Iwadoh and T. Mori: ISIJ Int. 32 (1992) 1131–1140.
• 3) J. McCann: Ironmak. Steelmak. 27 (2000) 15–18.
• 4) Q. Zhou, X. Wu and N. Min: Met. Mater. Int. 17 (2011) 547–552.
• 5) M. Kim, S. Park and B. Lee: J. Kor. Inst. Met. Mater. 48 (2010) 194–202.

タイトルに関連する用語 (4件)： ワークロール ,  オーステナイト化 ,  焼入れ ,  ミクロ組織