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J-GLOBAL ID：201202250343366438   整理番号：12A0675005

全水性増幅スキームを用いた表面プラズモン共鳴による膜結合蛋白質の検出

Detection of Membrane-Binding Proteins by Surface Plasmon Resonance with an All-Aqueous Amplification Scheme

著者 (2件)： LIU Ying (Univ. California, California, USA) ,  CHENG Quan (Univ. California, California, USA)
資料名： Analytical Chemistry  (Analytical Chemistry)
巻： 84  号： 7  ページ： 3179-3186  発行年： 2012年04月03日 
JST資料番号： A0395A  ISSN： 0003-2700  CODEN： ANCHAM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 全水性条件で行われる金ナノ粒子(AuNP)とin situ高分子成長を組み合わせてアトモルレベルへの蛋白質検出感度増強を図った。この目的には制御された原子移動ラジカル重合(ATRP)を利用した。in situ ATRPと官能化AuNPを組み合わせ使用し,焼成SPR金チップ上のホスファチジルコリンベシクル融合によって支持2分子膜を得た。膜内に包含された細胞受容体モノシアロガングリオシドGM1がバクテリアコレラ毒素(CT)を捕捉した。表面に捕捉されたCTは,アビジン結合部を通ってビオチンAuNPに結合した。ビオチンAuNP表面はTRP開始剤で官能化され,ポリヒドロキシエチルメタクリレートブラシの生成を開始させた。ブラシは信号増強に寄与した。CTの検出限界は160aMであった。CTをスパイクした血清では血清中の直接定量よりも検出限界は6桁改善された。

シソーラス用語： 信号処理 ,  *プラズマ共鳴 ,  ナノ粒子 ,  原子移動ラジカル重合 ,  脂質二分子膜 ,  高分子ブラシ ,  ポリメタクリル酸ヒドロキシエチル ,  *コレラ毒素 ,  検出限界 ,  定量分析 ,  環境 ,  *タンパク質 ,  血清中濃度
準シソーラス用語： 金ナノ粒子 ,  *結合蛋白質 ,  信号増強 ,  水性環境 ,  *表面プラズモン共鳴

分類 (2件)： 蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  有機化合物の物理分析  (CC03034A)

タイトルに関連する用語 (5件)： 増幅 ,  スキーム ,  表面プラズモン共鳴 ,  膜結合 ,  蛋白質