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J-GLOBAL ID：201202250353394960   整理番号：12A0363459

多環式芳香族炭化水素(PAH)汚染土壌の修正Fenton酸化と後処理としてバイオレメディエーションの潜在能力

Modified Fenton oxidation of polycyclic aromatic hydrocarbon (PAH)-contaminated soils and the potential of bioremediation as post-treatment

著者 (3件)： VENNY ,  GAN Suyin ,  NG Hoon Kiat
資料名： Science of the Total Environment  (Science of the Total Environment)
巻： 419  ページ： 240-249  発行年： 2012年03月01日 
JST資料番号： C0501B  ISSN： 0048-9697  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,現在,利用できる技術の間の一層有効な技巧,新規なキレート剤(CA)を結びつけた修正Fenton(MF)処理を使って多環式芳香族炭化水素(PAH)汚染土壌の修復に集中した。人工的汚染土壌のPAH酸化を促進するMF処理の性能を,現場条件の一層代表的であるその場ソイルフラッシングをシミュレートする過酸化水素(H₂O₂)配送システム付充填カラム中で調べた。プロセスパラメータH₂O₂/土壌,Fe³⁺/土壌,CA/土壌重量比と反応時間の有効性を,2⁴3水準多元配置実験を使って検討した。MF処理の最適化運転条件をH₂O₂/土壌0.05,Fe³⁺/土壌0.025,CA/土壌0.04と反応時間3hで観察し,これらの条件下,本土壌カラムの上部と下部で達成できるPAH除去はそれぞれ79.42%と68.08%であった。自然減衰とPAH汚染土壌の浄化の後処理として生体刺激プロセスの影響もまた検討した。バイオレメディエーション方法に関係なく,すべての場合に3芳香環PAH(フェナントレン)が4芳香環PAH(フルオランテン)よりも容易に分解された。本結果は,自然減衰と生体刺激ともにインキュベーション期間8週後にPAH除去でそれぞれ6.34%と9.38%まで顕著な強化を示せたということを示した。全体的に見て,本結果は,複合の無機CA強化MF処理とバイオレメディエーションは,特にPAHsの混合物でひどく汚染された土壌を浄化する土壌品質を高める適切な戦略の役を果たすということを明確に示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： バイオレメディエーション ,  *キレート剤 ,  Fenton反応 ,  最適化 ,  芳香族縮合炭化水素 ,  応答曲面法 ,  土壌 ,  土壌汚染 ,  *土壌浄化 ,  ナトリウム化合物 ,  ピロリン酸塩 ,  過酸化水素 ,  毒性 ,  汚染物質 ,  フラッシング ,  汚染土壌 ,  残留性有機汚染物質
準シソーラス用語： PAH【汚染物質】 ,  ソイルフラッシング ,  ピロリン酸ナトリウム ,  難分解性有機汚染物質 ,  *無機キレート剤

分類 (7件)： その他の汚染原因物質  (SB05040W) ,  その他の炭素縮合三環化合物  (CF06080R) ,  四環以上の炭素縮合多環化合物  (CF06090C) ,  土壌汚染  (FB04100T) ,  土壌管理  (FB04070J) ,  環境問題  (SA01020V) ,  反応操作(単位反応)  (XE01040I)

物質索引 (2件)： フェナントレン ,  フルオランテン

タイトルに関連する用語 (7件)： 多環式芳香族炭化水素 ,  PAH ,  汚染土壌 ,  Fenton酸化 ,  後処理 ,  バイオレメディエーション ,  潜在能力