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J-GLOBAL ID:201202250361874742   整理番号:12A0808413

Thellungiella salsugineaにおけるグルコシノレート-ミロシナーゼ系に及ぼす塩処理の影響

Effect of salt treatment on the glucosinolate-myrosinase system in Thellungiella salsuginea
著者 (10件):
資料名:
巻: 355  号: 1-2  ページ: 363-374  発行年: 2012年06月 
JST資料番号: H0060A  ISSN: 0032-079X  CODEN: PLSOA2  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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グルコシノレートはアミノ酸由来の特異的な植物代謝産物である。多くの重要な作物種(例えば,アブラナ,ブロッコリ及びキャベツ)で発見されたグルコシノレート及びそれらの分解物は環境との相互作用及び植物防御で重要な役割を果たす。本研究目的は,植物における耐塩性の基礎をなす分子機構を調査するためのモデル生物として特徴付けられてきたThellungiella halophilaにおけるグルコシノレート-ミロシナーゼ系に及ぼす塩ストレスの影響を調査することであった。本研究では,Thellungiella植物を3つの異なる成長段階で塩分ストレスのためにホーグランド溶液に移した。本研究は,塩ストレスの下でThellungiella salsugineaの異なる組織及び発達段階でグルコシノレート-ミロシナーゼ系を分析した。NaCl 処理で脂肪族,芳香族化合物及びインドールグルコシノレート濃度のパターンが有意に変化し,3つの異なる発達段階における異なる器官の総グルコシノレート濃度の変化を生じた。異なる組織におけるグルコシノレートの主要な分類は異なったが,グルコシノレート濃度の増加が特定の塩条件の下で観察された。ミロシナーゼ活性も測定した。そして,統計解析はミロシナーゼ活性及びグルコシノレート濃度の間に相乗効果を示さなかった。塩ストレスの下でのグルコシノレート代謝の機能的意義を考察した。本研究では,塩ストレスは異なる成長段階におけるThellungiellaのグルコシノレート濃度及びミロシナーゼ活性に有意な影響を及ぼした。本研究の発見は,グルコシノレート含量の塩誘導増加はThellungiellaの塩ストレス応答に関係するが,グルコシノレート生合成及び代謝に及ぼす塩分の影響はさらに注意する価値があることを示す。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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酵素生理  ,  植物の生化学 
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