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J-GLOBAL ID：201202250414042965   整理番号：12A0852248

形質転換サトウキビにおけるポリヒドロキシ酪酸生産の促進

Enhanced polyhydroxybutyrate production in transgenic sugarcane

著者 (8件)： PETRASOVITS Lars A. (Univ. Queensland, Queensland, AUS) ,  ZHAO Lihan (BSES Ltd., Queensland, AUS) ,  MCQUALTER Richard B. (Univ. Queensland, Queensland, AUS) ,  SNELL Kristi D. (Metabolix Inc., MA, USA) ,  SOMLEVA Maria N. (Metabolix Inc., MA, USA) ,  PATTERSON Nii A. (Metabolix Inc., MA, USA) ,  NIELSEN Lars K. (Univ. Queensland, Queensland, AUS) ,  BRUMBLEY Stevens M. (Univ. Queensland, Queensland, AUS)
資料名： Plant Biotechnology Journal  (Plant Biotechnology Journal)
巻： 10  号： 5  ページ： 569-578  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： W1741A  ISSN： 1467-7644  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： サトウキビは高バイオマス作物であり,ポリヒドロキシ酪酸(PHB)は石油化学樹脂に類似した特性を持つ細菌のポリエステルである。形質転換サトウキビがPHBを生産することをすでに報告しているので,ここではPHBレベルを増加するために,多重遺伝子あるいは単一遺伝子の構築物と組みあわせて,異なる植物やウイルスのプロモーターを用いることを試みた。テストしたプロモーター類にはトウモロコシやイネのポリユビキチン(Ubi)プロモーター類,トウモロコシのクロロフィルA/B結合蛋白質(Cbp)プロモーターおよびCavendishバナナストリークバドナウイルス(Cbsb)プロモーターが含まれていた。Cbsbプロモーターを用いた場合には,苗の段階において,最高レベルのポリマーが生産されたが,すべての場合に,植物の成熟に伴ってプロモーターはサイレントになった。イネとトウモロコシのUbiプロモーターは類似レベルのPHBを生産できた。トウモロコシのCbpプロモーターは,葉の乾物重の4.8%のレベルのPHBを生産できた。最高のPHB生産系統は,野生型植物と比べてバイオマスの低下や軽いクロロシスを含む表現型の差異を示した。

シソーラス用語： *サトウキビ ,  *トランスジェニック植物 ,  *ポリヒドロキシ酪酸 ,  *プロモーター領域 ,  イネ ,  表現型 ,  *遺伝子発現
準シソーラス用語： ポリユビキチンプロモーター

分類 (2件)： 植物学一般  (EH01010R) ,  遺伝子操作  (EC02050B)

タイトルに関連する用語 (4件)： 形質転換 ,  サトウキビ ,  ポリヒドロキシ酪酸 ,  促進