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J-GLOBAL ID:201202250438908629   整理番号:12A0963535

バラとイチゴを周辺部に植え付けることによりワシントン州の果樹園におけるハマキガへの寄生率が高まる

Parasitism of leafrollers in Washington fruit orchards is enhanced by perimeter plantings of rose and strawberry
著者 (5件):
資料名:
巻: 62  号:ページ: 162-172  発行年: 2012年09月 
JST資料番号: W0345A  ISSN: 1049-9644  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Pandemis pyrusanaおよびChoristoneura rosaceana(鱗翅類:ハマキガ科)はワシントン州の果樹園における優勢なハマキガである。果樹園のハマキガへの寄生率は春は低く,夏には中程度となる。以前の研究で,ハマキガの寄生率はバラ科のRosa woodsiiに隣接した2つの果樹園で高かった。ここでは,R.woodsiiとイチゴの植え付けにより,隣接した果樹園におけるハマキガへの寄生率が明らかに増加することを示した。2000年の晩夏に,4カ所のリンゴ園の近くにR.woodsiiとイチゴを植え,イチゴカギバヒメハマキ(Ancylis comptana)を放ち,成熟幼虫の形で越冬させた。秋には,これらの幼虫は,最近ワシントン中部で発見された,ヨーロッパの起源のハマキガの寄生バチColpoclypeus florus(膜翅類:ヒメコバチ科)によって寄生された。翌年の春,C.florusによる中程度の寄生が3カ所の実験的な植林地から200m離れたリンゴ園に配置されたP.pyrusanaの幼虫で見られた。C.florusによる寄生率は夏には増加し,植林地から500m離れた場所でも観察された。対照的に,バラを植える前,1999年および2000年にはC.florusによる寄生はほとんどあるいは全く観察されなかった。プロテインマーキングテクニックを用いて,調べたところ,隣接した果樹園で最高100m離れた場所で捕獲された。バラおよびイチゴを植付けることで,持続可能な環境改善を可能にし,ワシントン州の果樹園でハマキガの生物的防除法を改善することができると考えられた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
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果樹  ,  昆虫・ダニによる植物被害  ,  生物的防除 
タイトルに関連する用語 (5件):
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