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J-GLOBAL ID:201202250516183580   整理番号:12A0380371

TetrahymenaグループIリボザイムによるRNA結合と特異性における一本鎖結合部の役割

A Role for a Single-Stranded Junction in RNA Binding and Specificity by the Tetrahymena Group I Ribozyme
著者 (3件):
資料名:
巻: 134  号:ページ: 1910-1913  発行年: 2012年02月01日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本報告で,TetrahymenaグループIリボザイムの,基質含有P1二重鎖と残余部とを連結する一本鎖結合部J1/2の役割を研究した。単一ターンオーバ速度論,蛍光異方性,単一分子FRETを一連のJ1/2突然変異体に適用して,触媒活性,P1動態,リボザイム触媒コア内部へのP1二重鎖のドッキング熱力学の配列依存性を調べた。その結果,J1/2の三アデノシン残基中央にあるA29が全体的なリボザイム活性に2桁寄与し,J1/2がA29とリボザイムのヘリックスP2の最初の塩基対であるA31・U56の三体相互作用を介してP1のドッキング状態を非ドッキング状態よりも安定化していることが分かった。当該グループIイントロンサブクラスの比較配列解析から,A29相互作用が分子的な物差しとなって,他端が5′スプライス部位を特定するように一端を設定し,当該分子物差しがTetrahymenaイントロンに関連したグループIイントロンサブクラス間で保存されていることが示唆された。本知見は単純な一本鎖RNAが有する重要な機能と,リボザイム機能進化における意味を示すものである。
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分類 (1件):
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核酸一般 

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