抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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「アルカリ骨材反応の基礎シリーズ」講座の第1回として,「アルカリ骨材反応の機構と反応性骨材」につき解説した。わが国のアルカリ骨材反応問題は,広く関心が持たれてから約30年が経過しているが,未だに解決したとは言えない。アルカリ骨材反応に関するJIS A0203の中で,実際に必要なアルカリシリカ反応(ASR)につき解説した。この反応生成物の膨張時にコンクリートにひび割れやポップアウトを発生させる。ASRの膨張機構については,多様な骨材の性質と多様な反応環境がASRには存在するので,現在定説はない。さらに,1)反応と膨張の現象-ひび割れ,ポップアウト,反応環及び反応生成物,2)反応性の骨材・岩石・鉱物の種類と特徴,につき述べた。