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J-GLOBAL ID：201202250550253686   整理番号：12A0876583

食品中の生理活性リシンの検出のための感度の良いバイオアッセイ

Sensitive Bioassay for Detection of Biologically Active Ricin in Food

著者 (2件)： RASOOLY Reuven (Agricultural Res. Serv., U.S. Dep. of Agriculture, California, USA) ,  HE Xiaohua (Agricultural Res. Serv., U.S. Dep. of Agriculture, California, USA)
資料名： Journal of Food Protection  (Journal of Food Protection)
巻： 75  号： 5  ページ： 951-954  発行年： 2012年05月 
JST資料番号： E0048A  ISSN： 0362-028X  CODEN： JFPRDR  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リシンは,ヒマの種子中に生成される毒素である。リシンの定量のための非放射性の感度の良いバイオアッセイについて検討した。緑色蛍光蛋白質遺伝子を発現するアデノウイルスベクターを創出し,形質転換細胞による相対的蛍光ユニットの強さの阻害度を生理活性リシンの定量に用いた。得られた結果より,リシンは,牛肉のような高濃度の蛋白質を含む複雑な食品マトリックスにおいてさえも容易に検出できた。一方で検討したバイオアッセイ法は,サツマイモやエンドウなどを試験したとき感度は低下した。これは,これらの食品が幾分細胞毒性があり,緑色蛍光蛋白質遺伝子の発現を減少させるためであった。しかし,リシンを含む食品中の緑色蛍光蛋白質の強さの減少は大きかった。検討したバイオアッセイ法は,食品中の生理活性リシンを検出するために大規模のスクリーニングに使用できると結論した。

シソーラス用語： *リシン ,  植物毒 ,  ヒマ ,  緑色蛍光タンパク質 ,  ベクター ,  遺伝子導入 ,  検出法 ,  *バイオアッセイ ,  食品汚染 ,  食品衛生
準シソーラス用語： アデノウイルスベクター

分類 (3件)： 食品の汚染  (FJ01053P) ,  植物起原の毒性  (GZ03010J) ,  バイオアッセイ  (EA03060N)

タイトルに関連する用語 (5件)： 食品 ,  生理活性 ,  リシン ,  感度 ,  バイオアッセイ